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小説「冴子」その102

小説「冴子」その102

冴子も
暖かい食事をして
少し気を取り直し
後片付けをして
お寺に行くことになりました。

傘は
用意していなかったけど
どういう訳か
たくさんの置き傘がありました。

その傘を使って
寺に向かいました。

4人の河本さんの家族は
既に到着していました。

係員に
いろんな書類を
書かされ
ご遺体の
引き渡しを受けました。

棺の中は
係員の忠告に従い
この場では
見ませんでした。

見られなかったというのが
本当のことでしょうか。

そんな河本さんを見ていたら
勇治の
父母と
引き取りのための
寝台車が
やって来ました。

父母は
冴子をねぎらいました。

河本さんから
助け出そうとする
奮闘したことを
知らされたからです。

母親は
遺体を
岡山に引き取り
そこでお葬式をするので
冴子も
岡山まで来て欲しいと
言ってくれました。

混乱する
神戸で
お葬式を上げることなど
今はできないので
冴子は
そうすることにしました。

同じように
いろんな書類に
目を通して
冴子は
後ろの
リュックから
判子を出して
押しました。

義理の父親は
棺の中を見ようと
開けかけたのですが
冴子は
涙目で
「やめて
止めて下さい。

岡山に帰ってから
気構えてから
見た方が良いです。」
と言いました。

父親は
冴子が
あまりにも真剣に
言うので
やめました。

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