大阪でロフト付賃貸なら杉原土地

常識を破った広い・明るい・高い・上りやすいロフト付賃貸は快適な友達を呼びたくなるお部屋です。

年中無休8:00-18:00電話06-6491-6339
661-0971 兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15 杉原土地有限会社
本サイトの物件はすべて自社所有物です。手数料は不要です。

小説「冴子」その35

小説「冴子」その35

目立つ冴子が
毎日
パン屋さんに行ったので
勇治は
冴子が
自分に
気があるのではないかと
思い始めました。

勇治も
冴子が来たときは
奥で働いていても
なるべく外に出てきて
用事もないのに
商品を
整理していました。

1ヶ月が経ったとき
いつものように
冴子が来ました。

勇治は
初めて
「いつもありがとうございます。」と
言いました。

冴子は
「美味しいので
、、、、」と
答えました。

それから
行くつど
パンについて
いろんな事を
話すようになりました。

決まった時間に
冴子は
行くので
勇治は
待っているようです。

そんなことが
数ヶ月続いて
ある日
勇治は
「今度の
日曜日
ドライブでも行きませんか?」と
言ってきました。

冴子は
日曜日は
子供もいるし
もしかすると
登もいるので
それは無理だと思いましたが
どうせ
子供は
登の実家に行っているだろうし
登は
接待ゴルフに違いないと思って
その場は
約束しました。

冴子は
これを待っていました。

自分から
言わなかったのは
内気な冴子の性質かもしれませんが
三十近くなった冴子は
もうそんなに
子供ではありません。

家に帰って
子供たちに
日曜日のことを
それとなく聞きました。

もちろん子供たちは
まだ先の日曜日のことなど
予定がある訳でもなく
わからないと言うことでした。

登の帰宅は遅く
起きて待っていると
いつものように
疲れたように帰ってきて
お風呂に入って
ちょっと夜食を食べていました。

これも
またいつものように
あまり会話もなかったのですが
日曜日の予定を聞くと
いつものように
接待ゴルフでした。

冴子は
しめしめと考えました。

このエントリーをはてなブックマークに追加

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

URLを含む投稿・日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)