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小説「妖精のお仕事」その35

小説「妖精のお仕事」その35

こんな事を全く知らない早樹は
星子の何となく言った「こ」を
「小麦粉」と思ってしまった
『小麦粉を増量して作ってみる』を
その日実行していました。

一度
やってみると
これが
どういう事でしょう

しっかり焼きが上がっているのです。

チョコレートスポンジケーキは
早樹は
完成したと思いました。

社長に
焼きがあったものを
持っていくと
大喜びでした。

そして
「明日
就職希望者が
やってくることになっています。

実技をしてもらうので
早樹さんも
参加して下さい。

デコレーションしてもらうので
台になるスポンジケーキと
材料を
用意しておいて下さい。

明日来る人は
若いけど
技量はあるそうですよ。」
言われました。

ついに
来たのかと
思ったのです。

「ちょっと心配

私うまくできるかしら

でも
技量があるなら
その人の
部下になったら
良いのよね。

そうだわ

そうなんだ」と
考えてしまいました。

ポジティブに考えるようにと
いつも
会社の朝礼で言われているので
そんな風に考える
習慣が付いていたのかもしれません。

気持ちが
ものすごく軽なった
早樹は
部屋に帰りました。

部屋に帰ると
星子は
夕食の用意が出来て
待っていました。

早樹:
昨日助言して下さった
小麦粉を増量して作ってみると
うまくできたの。

試作品持って帰ってきたわ

召し上がって下さい。


星子:
それは良かったですね。

今日は
勝手してごめんなさいね。

でもうまくいって
良かったですよね。


早樹:
星子さんの方はどうなんですか。

星子:
うまくいきました。

本当にうまくいくみたいです。

早樹:
どんなことなんですか。

星子:
それは話せませんが
うまくいきます。

早樹は
なんだかわかりませんでしたが
星子が
嬉しそうなので
良かったと思いました。

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