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竪穴式住居

竪穴式住居

竪穴式住居

竪穴式住居は
作りやすい住居です。

いろんな作り方がありますが、
私が習った作り方は
まず浸水の恐れのない高台のところで
深さ30cmから50cm掘ります。

掘った土は
周りに土手のように盛り上げます。

掘った穴の中に
4本の柱を立てます。

その柱先をを繋ぐように
4本の梁を渡します。

その梁に向かって
周囲の土手より
斜めに木を渡します。

斜めにした木の先端同士が
繋ぎます。

斜めに渡しかけた木に
横に繋ぐように木を渡し掛けます。

この斜めにした木が
筋交いになって
台風などにも耐えられる
家になっていると思います。

横に渡した木に
ススキ(茅)や芦などのような長い植物で
葺いていきます。

ススキでふけば茅葺き
芦でふけば芦葺き・芦屋です。

今でも
藻川の河川敷には
ススキが
私の背丈よりも長く
繁茂していますので
田能遺跡では
茅葺きであったのではないかと思います。

竪穴式住居の屋根には
一部妻壁を作って
そこを
開けて
換気口とします。

中で
火を使った時の
煙抜けです。

また煙で
茅が燻され
腐りにくくなって長持ちします。

田能遺跡の
竪穴式住居に
夏入ると
ヒヤッと
涼しいです。

冬場は
火がないと
すきま風で
寒いところです。

だからといって
火を焚くと
きっと
竪穴式住居の内部に
煙が充満して
あまり快適ではなかったのではないかと
思います。

写真の
住居は
方形竪穴式住居だそうです。

田能遺跡は
猪名川の自然堤防の上にあって
浸水の心配が少なかったのではないかと思います。

また
田能遺跡に人が住んでいた時は
縄文の海浸と言って
地球が温暖化しており
今より暖かかったため
冬の寒さより
夏の暑さを避けるため
半地下式にしたものが
快適だったかもしれません。

付け加えますが
写真の竪穴式住居には
入り口のところに
注意書きがあって
「火気厳禁・禁煙」
と書かれています。

燃えやすい茅葺きですので
注意しないといけませんよね。

注意書きには
もうひとつあって
「カヤを抜かないで下さい。」とも
書かれていました。

何となく抜きたくなるようですが
抜かないで下さい。

あとから入れることは
できませんので。

それから
理由は私にはわかりませんが
カヤ・アシは
必ず根本の方を下にして
葺くそうです。

田能遺跡

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