大阪でロフト付賃貸なら杉原土地

常識を破った広い・明るい・高い・上りやすいロフト付賃貸は快適な友達を呼びたくなるお部屋です。

年中無休8:00-18:00電話06-6491-6339
661-0971 兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15 杉原土地有限会社
本サイトの物件はすべて自社所有物です。手数料は不要です。

未分類

ロフト付き賃貸にもスポットライトで

ロフト付き賃貸にもスポットライトで

ロフトのお部屋自体
非日常のお部屋になっています。

そんなお部屋が
もっと
やすらぎと
くつろぎを得られるためには
光環境を
変えてはどうでしょう。

均等になる様に
照明するのが
普通です。

それなら
均等に照明せずに
局部的に
照明すれば
どうでしょうか。

スポットライトです。

お店や
美術館に行ったら
そんなの多いですよね。

光の中に
商品や
絵画が
浮かび上がるのですよね。

ロフト付き賃貸にもスポットライトで2

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ワイファイを買ってきました。

ワイファイ付のロフト付アパート

小社の大阪に近い賃貸物件は
1999年より
無料インターネット付です。

もう
16年になるのですよね。

アパート中の廊下が
LANケーブルが
張り巡らされています。

有線のLANで
確実に
使えるように
しています。

最近は
ワイファイが
普通になっているので
ワイファイ付に
しております。

入居者様に配るために
買ってきました。

配るワイファイはこれの中の
WF300HP2です。

早くて良いみたですよ

「冴子 Ver.3」その25

川上さんには
最初から
話しました。

さすがに
スカートめくり事件からは話しませんでしたが
高校の時に
亡くなった主人に会ったことから
話しました。

前の主人の
川本さん
のことについては
言いたいことが
たくさんありましたが
言いませんでした。

子供がふたりいて
駆け落ちの日から
会っていないと
話しました。

亡くなった主人と
駆け落ちした時の
細かいことは
言いませんでしたが
川上さんは
納得していたようです。

冴子が
ひとりで話して
川上さんは
じっと聞いているだけです。

冴子が
話し終えた時
その場は
沈黙になりました。

頼んでいた
コーヒーも
なくなって
水も
何杯も飲んだあと
川上さんは
話す言葉を探すように
「だったら
やはり
亡くなったご主人の冥福と
実の子供と
黙って
去った前のご主人に
その時のことを
話した方が
いいのではないでしょうか」と
話しました。

冴子は
そうする方が良いと
思っていましたが
そうすることは
できませんでした。

特に子供には
会って
話したいと
思っていました。

冴子が黙っていると
川上さんは
「まず
勇治さんの
冥福を祈ってから
始めたらいい」と
付け加え
「次の日に
神戸に行こう」
言ってくれました。









「冴子 Ver.3」その24

冴子は
聞かれた時
ハッと気付きました。

その時まで
気付かなかったのですが
川本さんに
おおきな嘘をついていたことを
忘れていたのです。

長年
嘘をついていたので
それが
本当だと思っていたのかもしれません。

そのことを
話さずには
川本さんとは
深い仲になれないのは
当然です。

駆け落ちして
勇治と結婚したことと
子供がふたりいることを
駆け落ち以後
話したことなど
ありません。

高校の時
勇治と出会って
そして
大人になって
再開して
結婚したと
聞かれたら
言っていたのです。

この話を
すると
きっと
きっと
絶対
川本さんは
私のことを諦めるから
話しはなかったことになると
考えました。

川本さんのことだから
他の人には
話さないだろうし
そう考えると
本当のことを
いま言うのが
正しい
選択だと
思いました。


そこで
店が終わってから
駅前の
深夜にやっている
ファミレスで
会いました。


川上さんは
心から期待して
待っていました。

ニコニコしながら
待っている
川上さんに
本当のことw
話しました。

川上さんは
真剣に聞いていました。







「冴子 Ver.3」その23

それから仲良く
家まで帰りました。

翌日
ママに
聞いてみました。

ママは
「いいことじゃないの

川本さんは
優しくて
その上
あの人
お金持ちなのよ

市役所に長年勤めて
相当貯めているらしいわよ

やっぱり
老後のことを
考えると
ふたりの方が良いよ

あなただって
川本さんを
いい人だと思っているんでしょう

だから
あなたも
一緒に行ったんでしょう

亡くなった人のことを
忘れろとは言いません

忘れなくても
川本さんと
結婚はできると思いますよ

あなたが
忘れなかったら
きっと
亡くなった方は
あなたの中に住み続け
そしてあなたが
幸せになることを
願っていると思いますよ」
と言ってくれました。

それから
ズーと考えていました。

川本さんには
「考えています」と
答えていました。

年が明けても
考えていました。

そして
1月17日の前日
川本さんに
再度
明日のことを
聞かれました。

冴子は
答えなければならない時だと
思いました。







「冴子 Ver.3」その21

冴子は
もっと早く
この人と出会っていたら
良かったのにと
思いながら
神戸に近づいていく
電車の外を見ました。

3年も経つと
ブルーシートで覆われている
家は
皆無と言っていいほどになっていました。

空き地と
新しい家を建てる
風景が
続いていました。

ルミナルエが
点灯する時を
寒い
路上で
待ちました。

前の二回は
全く
気が付かなかったのですが
路上で
点灯を待つ人たちは
カップルでした。

「やっぱり
こんなものは
ロマンティックに
カップルでないと
見に来ないものね。

寒い
こんな冬に
来るのは
やっぱり
カップルだわ」と
思いました。

そして
点灯して
一瞬
歓声が上がりました。

やはり
1回目とは
歓声の質が
違うと思いました。

園田の駅から
づーっと
手を繋いでいた
川上さんを
みて
「私たちも
カップルですよね」と
言ってしまいました。

川上さんも
少し照れながら
「カップルです」と
答えました。


光のアーケードを
通り抜けて
予約してあった
元町の
ジャズ喫茶に入りました。













「小説 Ver.3」その20

冴子は
そう聞いて
「やっぱり」と
思いました。

私が
「不良ぽいのが好き」だとしても
川上さんが
「変装」しているのは
それではないと
思いました。

冴子には
いや他の誰もが
そう思うような
姿でした。

川上さんは
力を入れて
着てきたのに
冴子に言われて
がっかりです。

それを見た
冴子は
「私のために
そんな服装をして頂き
ありがとうございます。

じゃ
行きましょう」と
行って
手を繋いで
駅へと行きました。

冴子は
嬉しかったのです。

そんな革ジャンなんか
着たこともないのに
着てくれて
ありがたいと思っていました。

電車に乗りながら
川上さんを見て
勇治に
全く似ていないと
思いました。

勇治は
やはり
「不良」です。

冴子には
優しいけど
やっぱり
向こう見ずのところもあった。

そんなところに
いまに思えば
少しは手こずったのかもしれないと
勇治を思い出しました。

そんな勇治にと比べて
何と川上さんは
誠実なんだろうと
川上さんの
横顔を見ながら
思ってしまいました。

見られていると
感じた川上さんは
少し
赤くなって
うろたえているように
冴子には
うつりました。



「小説 Ver.3」その19

川上さんは
ルミナルエに行く
約束の日
散髪屋さんに行きました。

いつものカットではなく
少しリーゼント風に
仕上げてもらいました。

前に買っていた
ビンテージの
ジーンズを
少しだらしなく着て
上着は
革ジャンを
はおりました。

革ジャンは
少し古びた感じの
品で
店員の薦めでした。

夜行くのに
サングラスを
革ジャンの
ポケットに忍ばせていました。

待ち合わせの
駅に
予定より
早く着きましたが
近くで
時間をつぶしていました。

遠目で
冴子が
待ち合わせ場所に来ているのが
見えましたが
少し待ちました。

待ち合わせの時間から
5分が過ぎた時
川上さんは
冴子の前に
現れました。

もちろん
いつもの
川上さんと
違うので
冴子は
大変驚きました。

川上さんは
不良ぽい姿で
現れたつもりですが
冴子には
そんな風には
思えませんでした。

正確に言えば
驚いたのではなく
唖然としたのです。

思わず
笑ってしまうような
姿に
見えたのです。

冴子は
川上さんに
聞いてしまいました。

川上さんは
「ママに言われた」と
言いました。








「小説 Ver.3」その18

夏になったら
花火見物に
秋になったら
嵐山にモミジ狩りに
行きました。

その都度
冴子の心は
川上さんの方を
向いていきました。

そして
ルミナルエに
誘いました。

これで
3度目の
ルミナルエです。

川上さんも
毎年のことですので
考え込みました。

見て
それからホテルで
食事なんか
おきまりのコースではと
川上さんは
考えました。

でも
良い策は考えつきません。

川上さんは
何となく
ママに聞いてみました。

ママは
「そんなことを
考えずに
直球で
勝負した方が
手っ取り早い」と
忠告してくれました。

「でも
それができない
川上さんだから
やっぱり堅実の方が
良いかもしれない。」と
言ったあと
考え込んで
「あっ
そうだわ

良いこと教えてあげる

冴子さんはね」
と言ったあと
少し笑いを浮かべました。

川上さんは
「冴子さんは
どうなの?

教えて」
と
ママに
近寄って
尋ねました。

「冴子は
少し不良ぽい人が
好きなんだって」と
冴子の
弱点?を
教えました。

川上さんは
そうなのかと
思いました。



「小説 Ver.3」その17

勇治のことを
忘れても
忘れた方が
良いと言われた
冴子でしたが
駆け落ちまでした人を
おいそれと
忘れられるわけがございません。

二日後
川本さんのところに
行った時も
そのようなことを
言われてしまいました。

私のことを
大事に思ってくれて
言ってくれていることは
よくわかりますが
冴子は
そのような気になれません。

そんな日が
一日一日と過ぎ
いつしかまた花見の季節になりました。

川上さんは
去年と同じように
花見に誘ってくれました。

一瞬
冴子は
考えました。

ママの方を見ると
「ハイと言いなさい」と
目配せしていました。

冴子は
花見に
行くことになります。

近場になりますが
夙川の桜を
ふたりで見に行きました。

冴子は
お弁当を
作っていきました。

川上さんは
感激して
お弁当を
ゆっくりと
食べていました。

桜を
ほとんど見ずに
食べていました。

そんな川上さんを
見ていると
「いい人だな-」と
思って
何か悪いことを
しているような気がしました。

翌る日からは
またいつもの
客と店員との関係でした。

「冴子 Ver.3」その16

勇治の三周忌に
同じように
呼ばれました。

岡山の家に
行くのも
4度目です。

駅まで
勇治の姪が
迎えに来てくれていて
懐かしく思いました。

岡山の家は
十年一日が如く
変わりません。

地震がなかったら
神戸でも
同じように
時が流れたのにと
考えてしまいました。

親類縁者
たくさんの人が
三回忌に来ていました。

墓地に行って
遅い昼ご飯を
みんなと一緒に食べて
終わりました。

冴子が
お礼を言って
帰ろうとすると
母親が
少し話があると
言いました。

母親は
「もう
勇治が亡くなってから
丸二年過ぎました。

次の
法要は
4年先です。

冴子さんが
まだ勇治のことを
忘れてくれていないのは
大変嬉しいけど
自分の幸せを
考えた方が良い

私は
民生委員をしていて
独居老人の家を
まわることも仕事に
なっています。

こんなこと言ったら
失礼かもしれないけど
やはり一人暮らしは
淋しいものです。

もういない
勇治のことを
忘れて
他の良い人を
探して下さい。

冴子さんは
まだ
43歳なんだから
まだまだ
人生これから

先のことだと考えずに
老後のことを考えて
良い人を
探しなさい。」と
冴子には
青天の霹靂と
思うようなことを
言ってくれました。

私のことを考えてくれて
大変ありがたいと
思いました。

勇治を忘れようとしても
忘れられないと
思いながら
園田駅まで
帰りました。





「小説 Ver.3」その15

でも
何日か過ぎると
冴子は
元気になりました。

ママが聞くと
亡くなった主人の
夢を見て
励まされたと
答えました。

また
スナックで
せっせ
せっせと
働らきはじめました。

川本さんとも
客と店員との
関係でした。

そうなんですけど
川上さんは
毎日
通ってきていました。

桜の咲く頃には
花見に誘って断られ
暑い夏には
淀川の花火大会に誘って断られ
紅葉の頃には
嵐山に誘って断られ
そんな日々が続いていたのです。

また寒い冬がやってきました。

川本さんは
去年と同じように
ルミナルエに
誘いました。

何度も断ったら
悪かと思って
冴子は
その誘いに
乗りました。

川本さんは
今度は
ルミナルエのあとは
ホテルの食事を
予約してあって
眺めの良いレストランから
夜景を楽しみました。

その日は
久しぶりに
冴子も
楽しみました。

もちろん
川本さんも
「良い人だ」と
思うようになりました。

冴子は
その年の
年賀状は
前のように
出しました。




「冴子 Ver.3」その14

川本さんの
お母さんとは
5月に
会ったきりで
懐かしく思いました。

亡くなった娘の
一周忌をするので
来て欲しいというのが
冴子のところに来た
理由ですが
そんなことより
懐かしく
お話ししました。

1月17日は
亡くなった勇治の
一周忌だというと
次の日曜日の
21日に行うので
大丈夫という話しになりました。

夕方まで話して
川本さんは
帰って行きました。

その日も
少し遅れて
スナックに行くと
川上さんは
もう店に来ていて
黙って
野菜サラダを
食べていました。

冴子が
挨拶に行くと
「1月17日の
同時刻に
追悼の式典が
神戸で行われるそうです。

寒いですが
一緒に行きませんか?」と
誘ってきました。

でも
冴子は
「その日は
岡山で
一周忌があるから
行けないわ」と
答えました。

川上さんは
少しがっかりして
「当然ですよね」と
答えるのがやっとのようでした。

追悼は
早朝なので
時間を都合して
言っても良いがと
思いましたが
岡山の
お母さんが
前の日から来て欲しいというので
とても無理だと言うことで
川本さんには
悪いけど
お断りました。

ふたりの
一周忌に立て続けに
行って
少し気が弱くなってしまいました。

スナック勤めも
身が入らなかったのです。

川本さんは
冴子に掛ける言葉もなかったのです。




「冴子 Ver.3」その13

いままで
川上さんを
単にお客さんとしか
見ていませんでしたが
その時
少し変わりました。

神戸に電車で行って
フラワーロードを
南に行きました。

フラワーロード沿いの
ビルは
ひどい被害を受けているようで
足場や仮囲いがついていました。

東公園で
ルミナルエの点灯を待ちました。

時間が来て
薄暗いところが
パーと
明るくなって
いろんな色が
キラキラと輝きました。

ルミナルエの中を
元町の方に歩きました。

冴子は
元町の方が
少しだけしか離れていないのに
殆ど被害がないことに
驚きました。

こんなところに
店を構えていたら
勇治は
死ななくても良かったのに
と
また
考えてしまいました。

そして
胸が熱くなって
下を向いてしまいました。

それを
感じた
川上さんが
寄り添って
手を繋いでくれました。

混んでいたので
そのまま帰って
尼崎駅前で
食事をして
帰りました。

翌る日からも
川上さんは
ほとんど変わらず
いつものように
来店しました。

でも
冴子が
川上さんを見る目は
少し変わったような気がしました。

それから
二三日過ぎた日
岡山の
勇治の
お母さんから
一周忌の
知らせが来ました。

「もうすぐ一年になるのね」と
思いました。

正月になると
年賀状が
転送されて
やって来ました。

数少ない
高校の友達の
賀状には
震災を心配する添え書きがあったので
返信を出しました。

川本さんのご両親や
義理になった人たちに
寒中見舞いを出して
近況を知らせると
早速
川本さんの
母親がやってきて
一周忌を行うので
来て欲しいと
やって来ました。





「冴子 Ver.3」その12

冴子は
次の休みの
日曜日に
ルミナルエに
川上さんと
行くことを
約束しました。

夜に
神戸まで
ひとりで出かけていくのが
少しおっくうだったので
川上さんの
誘いに
ついていくだけの
気持ちでした。

たぶん川上さんも
そんなことを
感じていました。

ママも
そのことを
知っていましたが
川上さんが
まじめなので
いいかと
思っていました。

約束した
翌日から
何か
川上さんが
嬉しそうに見えました。

でも
冴子との会話は
いつものように
控えめです。

そんな日が過ぎて
約束の
日曜日になりました。

午後4時に
尼崎駅で
待ち合わせしました。

いつもの
川上さんは
少しくたびれた
スーツを着て
やって来ていましたが
今日の
川上さんは
カジュアルな
服装です。

すこし
遊び人ふうです。

冴子は
その姿を見て
一瞬だけ
ドキッとしました。