実例
繁殖しないように小さな隙間まで塞ぎ繁殖しにくいアパートを作っています。
ゴキブリの習性
ゴキブリを駆除するためにはゴキブリを知らなければなりません。
ゴキブリは節足動物昆虫綱ゴキブリ目のシロアリ以外の虫だそうです。
不完全変態で卵から孵ったときから
成虫と同じような形をしていますが
羽がないらしいです。
世代は意外と長い
私が見かけたゴキブリの幼虫は成虫のようにグロテスクではなくて
1匹だけなら見ようによっては可愛い虫でした。
ゴキブリの侵入を防止する
そんなゴキブリがまず部屋に現れるのは大きな成虫です。
成虫には4枚の羽があって少し飛ぶのは苦手のようですが
『飛行して』あなたのお部屋にやってきます。
大きな成虫ほど良く飛ぶように思います。
そんな大きな成虫がお部屋に侵入できるのは
その薄さにあります。
薄い体のゴキブリはちょっとした隙間や出入りした隙に
お部屋に侵入します。
一度侵入したゴキブリは
・台所の流し部分
・空き缶や空き瓶の周辺
・キッチンの引き出し
・浴室
・トイレ
などに潜んでいます。まあ、ここだけでなく、どこでもいます。
まず侵入を防ぐことが肝要です。
入ってくるのは窓や扉周りや換気扇換気口排水口などの開口部です。
これらの付近に暑くなる前に残効性のスプレー剤を少し多め(少し水気だつくらい)に噴霧します。
出来れば外側からの方が良いでしょう。
その次にゴキブリの俳諧経路や棲み家をなくすようにします。
ゴキブリが棲めるような隙間を無くします。
家具などを置いて出来てしまった隙間には残効性のスプレーを散布します。
ゴキブリは隅を徘徊する習性がありますので床と壁の隅壁と壁の隅にも散布します。
このようにしておくとたとえ防衛戦を突破して侵入したゴキブリも
卵を産み付けるまでに駆除できます。
スプレーの効果は3ヶ月くらいなのでこまめに再散布しましょう。
棲んでいるゴキブリを駆除するためには
小さなゴキブリを見かけたりごま粒状の糞を見かけたりあるいは極端にゴキブリの臭いを感じたときは、多量発生しているか間近です。
ゴキブリの糞を発見したら、まずは糞を除去しましょう。
そして、その後洗剤で掃除しておきましょう。
その後例によってスプレーするのは言うまでもありません。
場所が限られておればスプレーのみで良いと考えますが
ゴキブリが広範囲におるとなれば燻蒸剤バルサン・アースレッドを2週間おいて2回する必要があります。
(ゴキブリの卵には効かないため)
ゴキブリが棲めないお部屋に
最初に述べましたようにゴキブリはしシロアリと同じ目に属しておりシロアリが水分を好むようにゴキブリは水分なしには生きていけません。ゴキブリの棲みにくい環境とは水がある環境です。
そのためには、次のことに注意しましょう。
・食べ物、食べ残しを放っておかない
・流しのシンクの中に汚れが付いたままの食器を水につけて置かない
・ビン、缶はきれいに洗って乾燥させてから捨てる
・キッチンを使った後は乾いた布で拭き取っておく。シンクのゴミの三角コーナーは置かないようにする。、
・浴室を使った後は拭き取るか換気扇を回しておく
・排水口を清掃する
・隙間をなくす
・生ゴミを置かない 置く場合は冷凍庫かスプレーしておく
ゴキブリが棲めないように隙間をなくす
外から侵入したゴキブリは昼間は隙間に隠れています。夜行性ですので昼間は隠れて人目に触れないところで棲んでいます。卵を生んで繁殖するためにも隙間はなくてはならない場所です。
小社のアパートでは、できる限り隙間をなくしています。
シンクまわり
台所のシンク(流し)を単に置いただけでは、四周に隙間を生じます。小社ではシンクまわりには特に念入りにシールしております。シンクの下のドアの向こう側になってシールしにくいところもドアを取ってシールしております。
壁と床の隙間
また床と壁の接するところでも隙間を生じます。小社では床まわりすべてシールしております。
開口部の額縁まわり
ドアや窓の開口部まわりは木製の額ぶりを回しますが、小社では額縁自体を取り付けません。
壁紙(クロス)を全面貼りますので隙間を生じません。
壁天井はすべて壁紙貼り
壁紙は表面は(発泡)塩化ビニルで裏に紙を貼り付けたものです。何分表面が塩化ビニル製ですので水さえ通さない代物でどんなに小さい薄いゴキブリでも通ることはできません。
床は長尺シート貼り
床は塩化ビニル製の長尺シートを貼ります。継ぎ目部分は溶剤で密着します。
木製床材のように隙間を生じません。
その他の有効な方法
ホウ酸団子等の毒餌・「コンバット」・粘着型ゴキブリ捕捉剤「ゴキブリホイホイ」
密閉したところでゴキブリが繁殖した場合・「バポナ」
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