優子はお部屋に入って
驚いたことは
その天井高にあります。
吹き抜けだったんです。
当時としては
相当珍しく
優子は
まだ見たことのない
お部屋に
目をパチパチしていました。
政子が
「このお部屋びっくりした?
私もこのお部屋に入ったとき
びっくりしたよ
びっくりしたよね。」と
尋ねました。
優子は
案内されるままに
軟らかい椅子の
ソファに
座りました。
政子のお母さんが
紅茶とケーキを
持ってきてくれました。
薄い紅茶茶碗に入っていて
食べたことのないような
ケーキでした。
食べてから少し話して
政子の部屋に
行くことになります。
政子:
私の部屋はどこだと思う?
優子:
どこなの
初めて来た家ののでそんなこと知らないわ
政子:
私の部屋は
あそこよ
そう言いながら
指さした先は
上の方でした。
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