お母さんは
「行っても良いけど
よい子でね」
と言ってくれました。
「もちろん
私は
いつも良い子です」と
答えました。
母親は
驚いていました。
優子は
服を着替えて
政子の家に
出掛けました
新しく母親が作ってくれた
赤い
水玉柄の
ワンピースです。
政子の家の前で
「政子さん
こんにちは」
と言いました。
家の中から
政子が出てきて
「いらっしゃい
どうぞ」と言って
迎えてくれました。
政子の後を付いて家に
初めて入りました。
玄関を入ると
すぐに右に曲がって北側の廊下に出ます。
片側に窓があって
その廊下がちょっと続いて
突き当たりに扉があります。
その扉を
政子が開けると
優子には
見たこともないような
お部屋が現れました。
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