園田にある賃貸アパートは防音のために防音天井を採用しています。
騒音問題を解決するため小社ではお部屋の防音 理論編の手法に従って施工しております。下記の施工方法は理論編1の壁天井床の遮音性能を上げる方法で、上下階間の固体伝導音を防音遮音するために施工します。下記全部を念入りに施工し遮音フロアーその他の施工をすべて念入りにすると構造に関係なく概ね50Bの減衰を得ることができます。
防音天井の模式図
これは、模式図で実際はこんなに揺れません。
又支点間距離のみが揺れにならず、その倍音の集まりが揺れになります。
防音天井の詳しい説明
- まず音の伝搬は、
音の伝搬は、大きく分けて空気伝搬と固体伝搬に分かれます。
空気伝搬は、空気が縦揺れを起こすために、音が伝わる現象です。
気密性を増すと空気の縦揺れは、伝わらなくなり音は、減衰します。
一方、固体伝搬は、もの自体が揺れて、さらにその固体の揺れが、空気に伝わり、音が伝わる現象です。
- 防音天井以外の普通の天井は、
普通の天井は、「吊り天井」となっていまして、床から90cm毎に吊り木で、吊られています。
このような天井の上の床をスリッパ等で歩きますと、スリッパが床に当たって音を出します。
その音(床の揺れ)は、吊り木(天井を床梁からつるための部材)を伝わり天井を揺らします。上図イラストの様に床と天井が同時に揺れるのです。
個体伝搬音は、減衰が、少なく階下は、やかましい状態です。
- 防音天井は、
それに対して、弊社防音天井は、新に「吊り木受け」(吊り木を受ける専用の横架材)を、設置します。
「吊り木受け」も充分な材積(大きさ)の物を選んでいます。
これによって、上部の床の揺れは、下部の天井に直接伝わらず空気伝搬のみで天井に伝わっていきます。
この音は、気密性のある天井で防ぎます。上図のイラストの通りです。
注;防音天井は、、弊社スタッフの一級建築士が、文献等を参考に、独自に考えたものです。
従来ある、吊り木にゴム等を挟む工法より簡単で完全であると考えております。
また弊社は、自社物件にをよりよくするために、改修・改善して防音工事をしております。
弊社物件のみに行っておりますので、施工のお問い合せ・ご依頼等は、ご遠慮ください。
また、防音天井という名称は、当サイト責任者がわかりやすいように名付けたものです。特に許可されて使っているものでは、ありません。。
なお50dBの減衰を得るためには石膏ボード+遮音シート+石膏ボードの三重貼りを隙間なく行うことが必要です。
石膏ボードの一枚貼りでは30dBから40dB程度の減衰です
こんな方法で作った防音室について
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