ボールタップ取付のとき
パッキンゴムが
ひとつしか付属していない時
このパッキンゴムを
どちらに使うか
迷いますよね。
写真の様に
本体側に入れるか
あるいは
ナット側に入れるか
どちらの方が
合理的でしょうか。
パッキングゴムは
水の漏出を防止するために
もちろん設けるものですから
その目的が達成されなければなりません。
では
本体側に入れた時と
ナット側に入れた時
水の流れが
どのようになるか考えてみましょう。
模式図で示すように
ナット側にゴムを入れると
タンク内の水は
タンクとボールタップの隙間を通り
ボールタップ用のタンクの穴を抜け
ナットとネジの間をする抜けて
外に漏出してしまいます。
パッキンゴムを
本体側に入れると
ボールタップのツバとタンクの壁の間に
パッキンゴムが来ます。
ナットをねじると
ツバとタンクはゴムを介して
圧着され
水密性を持つことになります。
水の漏出はありません。
以上のことから
パッキンゴムは
本体側に設置して
ナットで
締め付ける必要があります。
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