お部屋に住む時に
一番大事なのは
お部屋の中に
どのような物を置くかです。
しかしそれ以上に
どのような物が
置けるお部屋かどうかです。
狭いお部屋なら狭いなりに
広ければ
広いお部屋なりに
ものを
選ぶ必要があると思います。
お部屋のコーディネートは難しいものです。
まず
どのようなコンセプトのお部屋にするか
まず決めなければなりません。
conceptとは
「構想を実現させるための方向性」のことと
私は承知しています。
くつろげるお部屋にしたいとか
友達をドンドン呼べるお部屋にしたいとか
どういう部家にしたいとか言うことです。
コンセプトが
決まらないと
コーディネートは
決められません。
逆に
コンセプトが
決定すると
決めやすくなります。
選ぶポイントは
動線と視線
大きさと色彩です。
動線は
人間が動き回る時の
線です。
動線は
短い方が良いと言うことになっていますが
時に大回りの手法もあります。
視線は
見え方です。
背の低い家具を使って
部家の遠くまで見通せる様にするやり方とか
背の高い家具を使って
わざと視線を遮るとかです。
具体的な方法としては
1.範囲に分けます。
2.お部屋の目的にあった視線計画
3.範囲同士の計画
4.コンセプトにあった必要最低限の家具の選び出し
5.動線を考えた家具の配置
6.視線を考えた家具の配置
7.家具を置かない空間
8.微妙な家具の配置
です。
例として
コンセプトとして「お友達を呼べるロフトのお部屋」を計画してみましょう。
1.範囲に分けます。
踏み込み・下のお部屋
キッチン・洗面器置き場・トイレお風呂
ロフト・階段付近に分けます。
2.お部屋の目的にあった視線計画
友達をドンドン呼べるという視線計画ですから
お友達が入ってきた時
お部屋の綺麗なところが
一気に目に入るようにします。
a.低めの家具を置いて
視線を遮らないようにすると
狭い部屋を広く見せることができます。。
b.踏み込み付近は印象の薄いようにして
できれば薄暗い方がお部屋が映えるのではないかとおもいます。
c.お部屋の奥の方に目立つものを置くようにすると
奥行きが誇張されます。
濃い色のものなら目の錯覚で遠くにあるように見えます。
d.異色な空間であるロフトを印象付けるような視線計画をする。
具体的にはロフトを見上げられるところに
席を設け
ロフトを見せるようにする。
e.見せたくない範囲を隠すような
視線計画をする。
3.範囲同士の計画
分けた範囲の整合性を
考えます。
a.キッチンを見られたくないと言って
全く見えないように
ドアなどで
完全に覆ってしまうと
反対に狭く見えたり
接待のためにキッチンに入ったりすると
友達に不安を与えます。
b.洗面器については
友達も使うかも知れないので
見せるような範囲にするとよい
4.4.コンセプトにあった必要最低限の家具の選び出し
家具なしには
生活はできません。
それ以外に
必要でもなくても
起きたい家具もあります。
コンセプトにあった
家具を選び出してみます。
まず
最低限の生活に必要な
照明器具・寝具・炊事用具・冷蔵庫
5.動線を考えた家具配置
普通は
動線はできるだけ短くと言うのが
鉄則です。
しかし
コンセプトのことを考えると
大きく回すのも
お部屋を広く見せたりするのに
役に立ちます。
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