水仕舞いとは
建築用語で
雨水等の水が
建物に悪影響を与えないようにする行為・およびその施設・方法を
言います。
平たく言えば
水が
建物内に入ってこないようにすることです。
水等とは
雨水・上水・下水をはじめ
植木の水などや
結露水なども含みます。
「水仕舞い」は
建築上は
ものすごく大きな概念です。
水仕舞いを
正確に行うためには
建築の正しい知識はもとより
経験や勘も
必要です。
例えば
今度の防音室の
壁の一部は
既存の塀を
利用しております。
この様な場合は
写真の所が
水漏れる恐れがあります。
こんな場合には
塀を
丸ごと
防水することが必要です。
写真は
防水紙とウレタン防水ですが
写真の壁材とも
シリコンシールウレタン防水をしております。
塀の上の平らな部分に水がたまり
水が侵入することが多いのです。
塀との垂直の部分でも
水漏れが起こることがあります。
水仕舞いに注意しなければならないところは
不連続になっているところです。
まっすぐ続いている
所では
水仕舞いは
比較的簡単です。
写真の様な
出っ張りがあるところ
(防音室に取り付ける防音換気チャンバー)では
隅部分に
不連続点を
生じます
この様な場所に
水漏れが
起きやすいのです。
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