トイレの水漏れ パッキンゴムについて分類して詳しく述べます。suidouのパッキンゴムのトラブルの時は下記を参照の上お取り替え下さい。
水道の管をつなぐ方法のひとつにパッキンでつなぐ方法があります。
以下に代表的な給水管の写真を示します。
☆トイレ内の水道管の接合に使うパッキンゴムには、次のように分類されます
┏━━━━━━━━━━━━━━━差し込み式接合に使うパッキン(下図左上厚みは、3-4mm程度) パッキンゴム━┻━フランジの面に使うパッキン━┳━柔らかいパッキン(下図中上厚みは、2mm程度) (フランジとは、鍔〔つば〕のことです。)┗━堅いパッキン(下図右上厚みは、2mm程度)
パッキンの使い方と注意点
パッキンは、厚みが2種類あってそれぞれにあった物に取り替えます。もしパイプ(給水管)が、ボールタップ・止水栓等にに突き刺さるように付いていれば厚い方を、管の端がフランジ(つば)になっていれば、薄い方を使ってください。またフランジの幅が狭いようでしたら堅い方のパッキンを、それからフランジとボールタップ等の隙間が均等でなっかたら柔らかいゴム製を使ってください。
パッキンを取り替える時は、反対側のユニオンナットのパッキンも当然替えなければなりません。
またパッキンは、強く締め付ければいいという物ではありません。適正な締め付け力でお願いします。段々と締め付けていき水漏れが無くなったところを適正圧とします。ゴムは、徐々にふくれるので増し締めは必要ありません。特に柔らかい方のパッキングの場合は、締めすぎに注意してください。出来ることなら、堅い方のパッキンの方が失敗が少ないです。締めすぎると内部が割れて復元力がなくなり水漏れの原因となります。厚い方のパッキンの場合は、スリップワッシャも入れて下さい。
一度使ったパッキンは、いずれの物も再利用しては行けません。
それぞれの用途について表で示すと次のようです。
名前 | 特徴 | 使用部位 | 適切な部位 | 不適切な部位 | 使い方 | 締め方 |
(差し込み式 接合 に使う厚い) パッキン |
厚みが、 3?4mm 程度 中央が、 幅広に なっている こともある。 カーボンを、 塗って、 滑りを、 良くした物も ある。 |
差し込み式 接合部位 |
差し込み式の場所は、 直ぐに給水管が、 曲がっているような箇所は、 抜ける可能性があるので、 不適切です。 |
フランジ面には、 用いてはならない。 |
スリップ ワッシャと 一緒に 用いる。 |
ゆっくりと締めていき 水漏れが、 なくなった時を、 適とする。 締めすぎ不可 |
(フランジの面に 使う 柔らかい薄い) パッキン |
厚みは、 2mm程度 ゴム製 |
フランジ式 接合部位 |
接合するフランジ面の 肌合い(隙間)が 均一でない場合適切 |
差し込み式接合部位・ 接合するフランジ面が 狭い部位には、 用いてはならない。 |
ゆっくりと締めていき 水漏れが、 なくなった時を、 適とする。 締めすぎ不可 |
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(フランジの面に 使う 堅い薄い) パッキン |
厚みは、 2mm程度 昔は、 アスベスト製 今は、 ノン アスベスト製 堅くてもろい |
フランジ式 接合部位 |
接合するフランジ面が 狭い場合適切 |
差し込み式接合部位・ 接合するフランジ面の 肌合い(隙間)が、 均一でない部位には、 用いてはならない。 |
普通に締める。 | |
フランジ面を接合するときは、堅い方のパッキンを推奨します。 まず、堅い方のパッキンで、締め付けて下さい。 普通に締め付けても水漏れがある場合、柔らかいパッキンと交換下さい。 |
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