小社では園田のアパートの室内はクロス貼りしております。
しかしながら外部や鉄部はオイルペンキを塗っております。
そんなペンキを塗るとき
十分に注意しておりますが
床に付いてしまうことも
あります。
落ちるペンキがスプレー状
(飛沫の状態)になって
床に落ちてしまうこともあります。
そんな時は
以前は
メラミンのスポンジで機械的にとる方法と
シンナーで溶かして取り除く方法
のふたつの方法を使っていました。
しかし前者は
機械的に取り除くため
床の光沢が一部分だけ失われる恐れがあります。
後者は
床材によっては
使用できないものがあり
影響の少ないシンナーでは
汚れが落ちない欠点がありました。
また臭いもあって取扱が大変でした。
リモネンを含んだテープ剥がしのスプレーを使って楽々除去
小さいものでしたが、こんなところに白いペンキが付いてしまいました。
そこでリモネンを含んだテープ剥がしのスプレーを使ってみました。
ティシュペーパーで拭き取ります。
新しいものなら簡単に
相当古いものでも
取り除けます。
リモネンはペンキの樹脂を溶かす作用があります。
ペンキは油性水性を問いません。
ペンキが厚く付いている場合は
表面から溶かしていきますので
全部取るまでは
相当時間がかかります。
また古い塗膜は溶け方が遅いので
かけてからしばらく待って拭き取って下さい。
薄く広がったペンキには
極めて有効です。
また
ペンキによって
床材に溶け込んでいる場合があります。
その場合はリモネンでは取り除けません。
ペンキが取り除く有効成分のリモネンはミカンの皮から取っています
リモネンは
ミカンの皮に含まれている
「精油」です。
ミカンの皮を水の中に入れて沸騰させると
精油成分のリモネンが
蒸留されてきます。
水蒸気蒸留と言います。
リモネンは
多くのものを
溶かすことができるものです。
自然界ではカメムシも溶かして
防虫するものです。
ペンキくらい朝飯米です。
ペンキが付いたときにはテープ剥がしを使って下さい。
床材の種類によっては傷むことがありますので見えにくいところでお試し下さい。
なお、しみ込むような床材では完全に除去することが困難です。
リモネンはミカンの香りでとても安全です。
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