洋便器を取り外してまた再取り付けしなければならない時は
- 便器の下から水が漏れたとき
- 便器が詰まったときにどうしても取れないとき
洋便器の下から水漏れ
まずこのような所から水漏れは起きませんが、床に取り付けている
フランジが割れたりネジが緩んだとき発生することがあります。
便器が詰まって次のような症状の時は便器を取り外して取り除く必要があります。
便器に雑巾のようなものを流したときに
排水管の一番狭い取り付け位置で止まって詰まる場合があります。
その場合は水は全然流れなくなりますが
時間が経つと徐々に減っていって通常の位置よりもっと少なくなります。
洋便器の再取り付け要領
排水管にフランジを付けます。
ズーッと前には鉛管と真鍮製のフランジをロー付けして止めていましたが
鉛管が使えなくなってプラスチックス製(塩化ビニル製)になりました。
上のフランジは75Aと100Aの共用です。
洋便器の裏は少し出っ張りがあってこんな風になっています。再取り付けの場合は以前に着いていたガスケットを綺麗にとって乾かしておいて下さい。
普通は陶器製で
思いのほか丈夫です。ハンマーで叩き割らない限りまず割れません。
ガスケットを洋便器の裏に取り付けます。
ガスケットは、手に付くような接着性があって
不用意にひっつかないようにローを塗った紙に包まれて売られています。
下の写真の様に貼り付け
紙の上から押さえて離れないようにします。
ガスケットは必ず便器側に取り付けます。
当たり前ですが新品のガスケットを使って下さい。
決してフランジ側に付けてはいけません。
万が一フランジ側に取り付けると便器を据え付けたときガスケットが排水口を塞ぐことになります。
ガスケットを取り付けた洋便器をフランジに取り付けます。
ナットを締めます
ナットがまわらなくなったらそれ以上に
回さないで下さい。
フランジが割れてしまいます。
化粧キャップを填めます。
コメントを残す