2015年9月11日夕刊新聞に
鬼怒川の堤防が決壊した断面が
大写しで掲載されていました。
少なくとも新聞に掲載されたようには藻川は
決壊しません。
鬼怒川の堤防は写真で見る限り全部土で
土を固めた普通の堤防です。
決壊の理由はよくわかりませんが
結局水の勢よいより
堤防が弱かったからでしょう。
しかし私どもの
賃貸の横にある
藻川の堤防は
土でできておりません。
見かけは
土で
芝が生えておりますが
数年にわたり
改修した結果
中はゴムの遮水シートの上に
大きなコンクリートブロックが
乗っていて
その上に
薄く土をかけて
芝を生やしたものです。
堤防の中は
水を通さないように
できているのです。
「千丈の堤も蟻の一穴から」と言うことわざがあるように
少しの水の浸みだしが
決壊に繋がります。
遮水シートで
それを防ぐのでしょうね。
越水または
溢水が起こるかも知れませんが
決壊の可能性は少ないと言えます。
鬼怒川も改修予定だったそうで
改修が行われていなかったこを
残念に思います。
遮水シートを使った堤防の改修
毎年河川改修をしておりますが2016年度は堤防の上の舗装工事をしています。溢水(堤防を越えて水があふれること)が生じたときに堤防の上が水で浸食されないために行うそうです。なお
あふれた水が堤防後面の寝食を防ぐための工事は
既に実施されています。
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