小社では折り戸を使っています。開放するところの場所も狭く便利です。
折り戸にお好みのクロスを貼ってカスタマイズできるお部屋です。
クローゼットの折り戸は便利です。
開き戸のように
場所が要りません。
折り戸の取り付け方
折り戸の作り方(吊り元固定タイプを説明します)
- 折り戸を付ける場所を計る
折り戸を付ける場所の長さをまず計ります。設置する場所は折り戸の性格上必ず長方形でなければなりません。斜めになっているとうまく開きません。
- 折り戸を所定の長さで作る
測った寸法から金具に合わせた長さを控除して折り戸を作製します。
折り戸には上部下部に金具を取り付ける関係上厚みがある程度なくてはなりません。全部が厚くなくても取り付け部分だけ厚く作る事も可能です。
扉をフラッシュ造や板唐戸・集成材で作る事もできます。クロス貼りをしてもいいと思います。
少し厚めの松集成材板材をルーターで面取りしてオイルステンで着色した例
クロス貼りの折り戸 - 折り戸に金具を取り付ける
折り戸の金具の内扉に取り付けるのは4種類です。吊りもと上用・吊りもと下用・滑り戸上用 - 吊りもと用の扉と滑り戸用の扉を折り戸用丁板で繋ぐ
2枚の扉を繋ぎます。扉を薄い材で作ったときは多い目(少なくとも3枚丁板)を使わないと閉めた時段が出来て綺麗に仕上がりません。 - 設置場所の上下にピポット受けを付けた後レールを折り戸と一緒に取り付ける。
上下のレールを長さに合わせて切断する。下のレールにピポット受けを取り付けた後ネジで所定場所に取り付けます。上のレールもピポット受けを取り付けた後レールの中央付近を緩くネジで留めます。折り戸の滑り戸の上部のローラー部分をレールに嵌め込み吊り込みます。レールを取り付けた後吊り元のピポットをピポット受けに滑り戸の下部をレールにはめます。 - 動きがスムーズになるように調節する
工具でピポットの高さ・吊り部分の長さを調節する。
取り付け場所が長方形でないときの対処方法
取り付け場所は長方形でないとうまく付きませんし、取り付いてもスムーズに開閉できません。
しかし取り付け場所が長方形でない場合は次のように対処します。
- 取り付け部分が平行四辺形の場合
敷居鴨居に斜め材を取り付けて長方形にする - 台形の場合
ピポットヒンジおよび取り付けローラー等の取り付け位置を調節して取り付くようにする
必要な金具は折り戸の金具をご覧下さい
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