人間の二酸化炭素排出量
人間は生活することによって
二酸化炭素を発生します。
運動量が上がると発生する二酸化炭素量は増加します。
1人当たり1時間当たり0.013m3から0.09m3程度発生します。
健康に問題がない二酸化炭素量
厚生労働大臣が定める「空気調和設備等の維持管理及び清掃等に係る技術上の基準」では
1000ppmと決められています。
労働安全衛生法(昭和四十七年法律第五十七号)の規定に基づき、及び同法を実施するため、事務所衛生基準規則では、
「二酸化炭素の含有率(一気圧、温度二十五度とした場合の空気中に占める当該ガスの容積の割合をいう。以下同じ。)を、百万分の五千以下(5000ppm)としなければならない。」 と決められています。
必要換気量
大気に含まれる二酸化炭素量は平均で350ppmであるので
1000ppm-350ppm=650ppmが
許容域です。
1人当たり0.02m3/時間/人の二酸化炭素発生量とすると
(650ppmは0.000650/m3に換算)
0.02/0.000650=30.7
約30m3/人/時間
即ち1人当たり1時間当たり約30m3の換気が必要です。
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