ロフトはなぜ暑いを参考にしてからお読み下さい。
ロフト付き の暑さについて夏実験しました。
結論として、
ロフト階は、壁掛け型扇風機・クーラーを併用することによって快適に夏を過ごせます。
実験日時・場所・実験方法
平成14年8月25日 気象庁発表大阪最高気温33.7℃快晴
実験場所;弊社所有コーポB22
実験方法;
- ロフト階の天窓下階の窓を全閉にして、ドアーのみ負荷付けるために3cm開ける。
- 下階160cmの位置に温度計 ロフト階(実験場所のロフト階は、2段になっており、70cmの段差があります。その上の段の)床面に湿度計を置きます。
- エアコンをつけ、扇風機をロフト階に向け下階より回します。
- 冷気がロフト階に行き渡るような向きと位置に扇風機を、置きます。
- 扇風機を付けたり消したりして、その効果を検証します。
実験結果
- 下図の表の通り
実験結果の検証
- 実験当日は、地蔵盆も過ぎ暑さも一段落していましたが、また猛暑が少しぶり返した快晴の日でした。
- 天窓からは、直射日光が差し込んでいました。
- ロフト階はもちろんのこと下階もクーラーをつけなければ、暑いと感じました。
- クーラーをつけるともちろん下階は、涼しくなりました。
- しかしロフト階は、室温が下がりません。そこで扇風機をつけ冷気をロフト階に送り込みました。
- ロフト階は、クーラーをつけ、扇風機をかけると、実験結果に見るように2分で2℃のペースで、下がります。
- なおかつ、扇風機の風のため体感温度は、室温より低く感じます。
小社のロフトにはロフト付きの 天窓でわかるように開閉可能な天窓と網戸を取り付けています。
天窓を開いた状態
窓掃除ができるように中軸回転です。
網戸を取り付けた天窓
結論
- 大阪の夏は、暑いです。クーラーをかけなければ、ロフトはもちろん普通お部屋でも過ごせません。
- ロフト階は、壁掛け型扇風機をつけお部屋の冷気をロフトに送り込むと快適にすごせます。
時間 | 11:00 | → | 12:00 | → | 13:30 | → | 14:00 | → | 14:30 | → | 15:15 | → | 15:30 | → | 15:32 | → | 15:34 | → | 15:36 | → | 16:15 | → | 17:00 |
エア コン |
○ 弱 |
○ 弱 |
○ 弱 |
○ 強 |
○ 強 |
○ 強 |
○ 強 |
○ 強 |
○ 強 |
○ 強 |
× | ||||||||||||
扇風 機 | × | ○ | × | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ||||||||||||
下階 室温 | 31℃ | → | 30℃ | → | 28.5℃ | → | 29.5℃ | → | 26℃ | → | 27.5℃ | → | 24.5℃ | → | 25℃ | → | 25.5℃ | → | 26.2℃ | → | 26.8℃ | → | 30℃ |
ロフト 室温 | 33.7℃ | 35℃ | 29.5℃ | 34.2℃ | 35.4℃ | 29℃ | 34℃ | 32℃ | 30.2℃ | 29.5℃ | 28℃ | 34℃ | |||||||||||
ロフト 湿度 | 65% | 57% | 40% | 46% | 52% | 48% | 48% | 48% | 50% | 50% | 45% | 53% | |||||||||||
ロフト 体感 | むし 暑い | むし 暑い | 風が あって 涼しい | むし 暑い | むし 暑い | 風が あって 涼しい | 暑い | 風が あって 涼しい | 風が あって 涼しい | 風が あって 涼しい | 風が あって 涼しい | むし 暑い |
エアコンのみを付けた場合14:30の時にわかるようにお部屋の温度は26度まで下がりますがロフトの温度は35.4℃もあり下がりません。
エアコンと換気扇を15:30に同時につけるとお部屋の温度は、少し上昇しますがそれとは反対にロフトの温度は下がり始めます。扇風機による気流の流れもあってロフトの体感温度は快適域になっています。
真夏についてはエアコンは必需品ですが、気候がよいときは、ロフトはなぜ暑いでわかるように天窓とお部屋の窓を開けると風が通って涼しくなります。
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