天井が高いお部屋・アパート・マンションは、良いと思いませんか。私は好きです。
現在の空き物件一覧にある”天井が高い”と表示のあるものをご覧下さい。
天井を高く見せるクロスの貼り方
写真のアパートは天井高は3.3mです
アパートの天井が高いと いいこと
アパートの天井が高いと良いことがこんなに多いです。皆様もご意見下さい。
アパートのお部屋を大きく感じることが出来る。
アパートのお部屋はさほど大きいものではありません。小さいお部屋の窮屈な感じを上への広がりで開放感を感じさせることが出来ます。
アパートの気容積が大きいから空気が汚れにくい
気容積とはお部屋の体積を言います。 床面積に天井高を乗じたものです。 部屋に汚染源があっても全体に広がると薄まりますので空気が汚れにくのです。汚れた空気と同じように寒い空気にも同じことが言えますので広い部屋ほど温度変化は少なくなります。
アパートのお部屋の明るさが均一になる。
上のほうから光を照らすと光が均一のなります。太陽が均一の地球を照らすのと同じです。
教会の天井が高いようにアパートに荘厳さが出る
アパートのお部屋に荘厳さが必要かどうか意見の分かれるところですが、国会議事堂やなどに大きな吹き抜けを作って天井を高めるのは荘厳さを高め権威を高めるための手法です。
火事のときに天井に燃え移りにくい
天井に火が燃え移ると消火は不可能になります。逆に天井に燃え移らないと延焼の危険性は少なくなります。炎には高さがありますからある程度天井が高いと天井に火が届きません。実際に体育館程度の高さになると防火の規定が緩和されるくらいですので
天井が高いと逃げる時間に余裕が生まれます。 また、昨今の火災の時の大きな死因の一つである煙についても天井が高いと熱い煙は軽く部屋の上に貯まりますので天井が高いほど煙が充満するまでの時間がながくなりこれも避難時間に余裕が出来ます。
どのような照明器具も使うことが出来る
照明用器具の専門店に行くといろんなものが展示されていますが、天井から照らす照明器具には高さが高いものもあります。高い天井でないと設置できないものが見受けられます。お部屋の天井が高いとどのような器具も設置可能です。自由度が増します。
背の高い家具も置ける
エアコンを高いところに付けられるので温度が均一になる。
壁面も大きくなるのでポスターなどの貼る場所が増える
お部屋の壁にいろんなもの貼っておられるでしょうか。思い出がある写真や気に入ったアーティストの写真あるいは小学校時代の絵画などをお部屋に飾りたくはありませんか。でもお部屋には家具も置きたいし壁に余裕がなくなってしまっているのではないでしょうか。天井が高いともちろん貼る面積は増えます。下記のライティングと併用するとそのインテリア効果は大きくなります。
残響時間が長くなる。
音は直接耳に入るものと壁に何度も跳ね返って 耳に跳ね返るものがあります。何もない野原での声の明瞭度が劣るのは直接音のみであるからです。残響時間は0.1秒から0.5秒程度が音が良いのではないかと思います。ちょっと高い天井が適切です。
夏の暑いときに少しは涼しい。
世界最大の木造建築物の東大寺大仏殿に夏の熱い時に入るととても涼しい感じがしませんでしょうか。これは天井が高いために輻射熱が床まで届かないためにおきます。東大寺大仏殿ほど天井が高い部屋はまれですが、低いよりも高いほうがその効果は若干ありますので夏は少しは涼しと思います。
スポット照明をするのも容易です。
スポット照明は美術館やショーウインドウなどで作品や商品を引き立たせるためよく行われています。また最近は店舗内においても商品の露出度を高めるために良く行われています。そんなスポット照明ですが皆様のお部屋でも行ってみたいと思われませんか。天井が高い遠くからでも照明が当てられますので光の演出方法は広くなります。
天井が高い時の欠点
冬にお部屋が暖まりにくい。
確かにお部屋が暖まりにくいと思います。でも我が家にも 天井の高い部屋がありますが 冬になると どこの家でも 暖房を入れるように 我が家でも入れます。
高い天井のお部屋でも すぐに暖まります。エアコンの能力の方が 天井が高いために お部屋が大きくなったことより 格段に大きいみたいです。でもそれについてちょっと計算してみました。
計算例 8畳の最新型の省エネエアコンの能力です。
3400(w)×3600(sec)÷4.2(cal)=3900kccl/h
8畳の広さで 通常の天井高を2.4mとし 高い天井高を4mとします。
○天井が高い分の空気を暖めるための必要熱量
8(畳)/2×3.3×{4(m)-2.4(m)}×0.288(kcal/m3・℃)×20(℃)=120kcal
○天井が高い分壁が広くなった分の必要熱量 断熱性は中程度の壁としています。
3.6×(4-2.4)×3÷4.2×20=82kcal/h
即ち設定のお部屋を暖房するときは 初めての時240kcal
一時間ごとに82kcal 必要です。
これは全体の能力から考えて
空気をはじめに暖めるために必要な電気量の増加分
240÷3900=6%
1時間ごとに必要な電気の増加分
82÷3900=2% です。
これを大きいと思うか 小さいと思うか 皆様のご判断を下さい。
天井が高いアパートの例
天井が低くても高く見せるように貼り分けています。
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