防音性能を落とさず換気するには換気チャンバーが必要です。
音は伝わるところが急に大きくなったり曲がっていると伝達しにくくなります。
また吸音できるようなものがあると音が減衰します。
その他の防音設備については防音室 普通のアパートを防音アパートにをご覧下さい。
換気チャンバーとは
換気のために作られる小部屋(通常は小さな箱です)です。
いくつかのところから一つの機械で換気する時に、
決められた各換気量を維持するために小部屋で調整します。
防音設備の換気チャンバーはこれとは違って防音のために設ける箱です。
防音設備を作って一番重要なことは換気設備を作ることです。
防音設備イコール気密性が高い
ですから換気設備を
適宜作らないと
酸欠になってしまうかもしれません。
換気設備は必須です。
でも換気と防音は相反します。
そこで音が狭いところを通ったり
広くなったり曲がったりしたり、
吸音材が貼られていると伝わりにくい性質を
利用します。
それが防音チャンバーです。
チェンバー【chamber】 部屋。また、会議所。
防音チャンバーとは防音の部屋のことです。
単に チャンバーとも言います。
換気チャンバーの作り方
お部屋の天井付近と床付近で下地のないところを探します。
穴を穿ちます。小さなお部屋ですので下部はφ70mm上部はφ110mm
外壁まで穴が貫通したところ 外壁は耐久性の優れたポリカーボネート波板を使っています。
電線も貫通できるので 金属を使いません。
まずチャンバーのうち側の壁になるものを張り付けます。
チャンバーの壁になる木を取り付けます。
内側から穴を穿ちます。
塩ビパイプをシールを塗って固定します。
はみ出た部分は固まった後切り取ります。
外側もシールで隙間を塞ぎます。
クラスウールを張り付けます。
グラスウールは内部が飛び散らないように薄いビニルで覆っています。
外側の壁になるものを穴を開けた後取り付けます。
外側のパイプを写真の様に加工します。
グラスウールがパイプを塞がないようにするものです。
パイプをシールで取り付けたところ
外壁を取り付けます。
外部にエルボおよびパイプを取り付ける
先には防虫金網を取り付ける。
部屋の中には換気扇およびレジスターを取り付けます。
換気チャンバーの防虫網の作り方
楽器も使える防音アパートを目指して 改修をすすめておりますが 換気チャンバーを作りました。 音は 進路が狭くなったり広くなったり 曲がったりすると
著しく減衰する 性質を使っています。 穏やかな空気の流れは通します。 そんな換気チャンバーですが 虫が入って 例えば 蜂が入って 巣などを作ってしまったら
大変なので 虫防止用の 網を設置します。 既製品の中に 目が細かくて 簡単な構造のものが ないので 自作してみました。
使用する材料と道具は
VU50用ソケット
VU65のパイプ 長さはソケットと同じ
ステンレス金網 網戸用のもです
ハサミ
融着接着剤
金網を適宜の大きさに切り
外筒とソケットの間に挟み込む
金網はこんな風に曲がっています。
ソケット 金網 外筒を半ばまで差し込み
融着型接着剤を付け差し込む
完成品差し込み側
完成品表
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