大阪でロフト付賃貸なら杉原土地

常識を破った広い・明るい・高い・上りやすいロフト付賃貸は快適な友達を呼びたくなるお部屋です。

年中無休8:00-18:00電話06-6491-6339
661-0971 兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15 杉原土地有限会社
本サイトの物件はすべて自社所有物です。手数料は不要です。

アパートの特長

かわいい 可愛い お部屋 女性向き

かわいい 可愛い お部屋を目指してお部屋を作っています。クロスのオーダーが出来るアパート

特長あるお部屋を作るために努力しています。

かわいいクロス貼り・可愛いロフト・かわいい階段・可愛いダウンライト・ペンダントライト・

かわいいクローゼット等々考えていますが

でも 可愛い かわいい かわゆい は具体的には良くわからない抽象的な事柄です。

皆様の助言を頂きたくこのページを作りました。クロス のオーダーができるアパートです。

皆様の 「かわいい」を実現するために「かわいい」を、お教え下さい。


大きな吹き抜けとフライングガーターのある可愛いお部屋

大きな吹き抜け フライングガーター(飛び梁) 可愛い互い違い階段のあるお部屋

かわいいお部屋ロフト付きハシゴなし
目の高さで貼り分けたかわいいお部屋 天井を高く見せることができます
大きな吹き抜けと互い違い階段のあるかわいいお部屋可愛い階段とロフトのあるお部屋

陽光が差し込む可愛いお部屋陽光につつまれたツートンカラーに貼り分けた小さな可愛いお部屋

ダウンライトがあるお部屋ダウンライトを配置した夜はかわいいお部屋

小さな可愛いロフトのあるお部屋大きめの南向きのお部屋にかわいい小さなロフトのデッキがあるお部屋

デッキのような可愛いロフトのあるお部屋かわいい間接照明のあるお部屋

斜めに切られた桟敷のようなロフトを持ったお部屋ロフトの床をかわいく斜めにしたロフト

白の互い違い階段と白のお部屋がとけ合ったかわいいお部屋かわいいペンダントライトのあるお部屋

天窓とカウンターキッチンがあるお部屋かわいい小さなキッチンと出窓のあるお部屋

互い違い階段の可愛いVX-type互い違い階段のあるお部屋
天井と天井付近の壁を白,そこから下をミルクコーヒー色にしたクロスのフルスペックバージョン(クロスの全面貼り)の部屋
ロフトの洋室 窓側改装前
ロフト下洋室 昼間


ロフト下洋室 窓側                 ロフト下洋室 改装後

ロフトの入り繰り側 改装前
ロフト下洋室 入り口側
ロフト下洋室入り口側                ロフト下洋室入り口側 改装後
写真ではクロスの色の違いがはっきりとわかりませんのでその効果がわかりにくいですが、実際に見ていただくとおわかりになると思います。

優しい肌色の外壁のアパートベージュ色の建物

ロフト下は可愛い空間ロフト下に照明



ロフト付きアパート全景
ロフト付きアパート キッチン
キッチンまわりに濃いクロスを貼った例

賃貸アパート 外観シナモンの植栽玄関付近のシナモンの木(08年11月植栽)シナモンの木はあまり成長が早くないみたいです。クリスマスになるとクリスマスツリーにします。写真は10年10月


賃貸アパート 外観ラベンダーの植栽
北側の花壇のラベンダーの花(5月頃から10月頃まで咲きます。香りは強く取り立てはペパーミント臭ですが花をドライフラワー:ラベンダースティックにして置いておくとスペアミント臭の甘い香りになります。)(08年11月植栽) 写真は10年10月



可愛くするために


  1. クロスを全面貼りしています。白色のクロスを使うのを原則です

    現在は白色のみ貼っていますが、もっと他の色の使い方もあると思います。ご教示下さい。

    絵柄のある物は使いません。壁に掛けたり貼ったりした絵画やポスターを際だたせるためです。
  2. 床は肌色系統の色使いをしています。しかし白色の流行が始まりかけています。
  3. ボーダーを付けません

    普通部屋には窓枠や天井回り縁・床幅木などを取り付けますが小社のアパートには取り付けていません。

    お部屋の見た感じを軽くしています。
  4. 照明に重きを置いています。

    照明は大事です。蛍光灯をぶら下げているだけではお部屋の雰囲気は軽い物になってしまいます。

他にできることがあればご教示下さい。

賃貸 杉原土地の表示

小社サイトにご訪問頂いた皆様へ
 私はこのサイトを運営する杉原正治です。社内では社長と宅地建物取引主任者の職務をさせて頂いております。
小社は昭和33年前社長である杉原とくが園田の地で創業しました。
当時では珍しいお部屋にタイルの流しが設備された台所付きのアパートを建設致しました。
これは創業当時より入居者様に便利で清潔なアパートを提供することを社是した結果です。
時代が進むにつれてテレビアンテナ・水洗便所・お風呂・二重ロック・エアコン・シャワーBSアンテナケーブルテレビシャンプードレッサー防犯カメラ自動販売機無料インターネット宅配ボックス・ベランダ・バルコニー・ダウンライトと間接照明ワイファイ付などの設備を付け足していきました。
 ロフト付き賃貸については少しでもお部屋を広く快適に過ごしてもらうためにリノベーションしております。
ロフトとお部屋の上下分離で食寝分離がワンルームでも可能なことからはじめました。
しかしお部屋の上に取り付けるとお部屋の天井が低くなります。その欠点を克服するために第三世代のロフトに進化させました。
お部屋はいつも設備を更新してフローリング・クロス貼りで新装しています。また住みやすいように防音にも力を入れています。
もちろん安全は大切ですので防犯については創業当初より考えております。
この間の昭和62年により経営を合理化するため法人化して杉原土地有限会社ができました。
 今後ともがんばりますのでよろしくご指導・ご鞭撻をお願い致します。


創業は昭和62年です。

商号又は名称   杉原土地有限会社
代表者氏名    杉原とく
主たる事務所   尼崎市瓦宮2-18-15
正式法人名    杉原土地有限会社
取締役      杉原正治 
    (弊社には、取締役がひとりしかいませんので上記の者が、代表です。)
宅地建物取引主任者 杉原正治(専任)当サイト責任者
所在地       〒661-0971
          兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15
お問い合わせ先   メール
          電話06-6491-6339
          フリーダイヤル:0120-621079
         (大阪・兵庫から通じます。携帯電話も可能)

賃貸アパートマンションサイト責任者メール    返信メールです

休日                   年中無休
   但し宅地建物取引主任者が不在の場合がありますのでご連絡下さい。)
園田駅前店   阪急園田駅下車南出口西に線路つたいに50m
   園田駅前支店は、弊社物件のみを、賃貸しています。


賃貸に関する規約の概要


(入居時の主な条件)

  • 自社のみを扱っていますので手数料は,不要です。
  • 敷金は、家賃3ヶ月分です。
  • 敷金は、下記の場合を除いて退去時全額お返しします。
  • 家賃の滞納額・犬猫によるお部屋の傷み・故意による破損がある場合は、敷金返済額と相殺します。
  • 犬猫の飼育は出来ません。
  • 入居者・その家族・保証人が、暴力団関係者または酒乱の入居は固くお断りいたします。
  • 連帯保証人が必要です。連帯保証人は近親者で定職のある方にお願いいたします。

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受領手付け金の保護


弊社は、宅地建物取引業法の規定により、監督官庁である兵庫県に1,000万円を供託しております。
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弊社使用の賃貸契約書


 賃貸借契約書 アパートマンション契約書逐条解説 契約書(PDFファイル)
賃貸人(以下甲という)と賃借人(以下乙という)は、賃貸借物件(以下物件という)について物件の保全債権債務の明確化のためにここに本賃貸借契約書を、二通作成し各々押印しそれぞれ所持する。
第一条 乙は、入居にともない敷金として金OOO,OOO円を賃借と同時に乙は、甲に差し入れた。敷金は無利子とし本証をもって預かり証とする。
第二条 賃貸借料金として一ヶ月につき金OO,OOO円を毎月末にその翌月分を甲の指定する場所に持参し支払う。但し銀行振込の場合は振込料は乙の負担とする。共益費O,OOO円別納のこと。
第三条 賃貸借期間は、<<契約書.入居開始日>>より<<契約満了日>>までとしその期間の経過によって本契約は終わる。
第四条 乙が甲に物件を明け渡す場合は必ず一ヶ月前に予告し、甲が契約を解除する時には六ヶ月前に予告する。
第五条 乙が下記に該当した時は甲は乙に催告を要せずただちに本契約を解除することが出来る。
①賃貸借料金を一ヶ月以上滞納した時、または賃貸借保証金を賃貸借料金に乙が充当しょうとした時。
②第三者に物件を間貸し、転貨ししたり賃借の権利を譲渡贈与した時、または賃借保証金の返還予定分を担保に入れた時。
③物件に対して造作付加改造除去また有害な事をした時、また壁面等に粘着剤をはったり穴をあけたりした時。
④物件を第十三条に定められている目的以外に使用した時または営業の目的に使用した時
⑤物件を衛生的に保つことを怠りあるいは騒音・悪臭・振動・ほこり等を出して近隣に迷惑をかけた時。
⑥犬猫等動物を飼育した時、または、植物に水をやったり過剰に重量物を置いたりし、物件に有害な行為をなしたり、あるいは通路のさまたげをした時。
⑦家族以外のものを同居させた時あるいは乙、または乙の同居人が暴力団の構成員、またはその関係者と判明した時。
第六条 物件を乙より甲に明け渡す時第一条敷金の全額を、明け渡し後十四日以降に甲は返還する。但し賃貸借料金の滞納額・乙の故意または過失による物件の損害額等を甲は上記返還額から差し引いて返還する。乙は物件明け渡し時当該金品以外を請求しない。乙が明け渡す時は月中でも賃貸借料金の日割りの計算をしないこととする。
第七条 乙は物件を契約の始まった時点の状態で賃借しなければならない。乙の故意または過失によって相違する場合は乙の費用で復旧する。
第八条 公租公課・諸物価・近隣の同種賃貸借料金・地価等変動に呼応し第二条の賃貸借料金を甲は改訂することができる。
第九条 乙が直接物件を使ない時は甲乙が約したものに直接使用させることができる。直接使用者は乙と同一とみなし本契約書を適用する。
第十条 物件中で発生した盗難、破損による乙の損害を乙は甲に損害賠償の請求をしない。
第十一条 物件が天災地変水火災の災害等により使用不能になった場合は契約を甲は解除し賃貸借保証金を返還しない。
第十二条 乙は、入居期間中に、物件中の消耗品である電池・電球・水道のパッキン・ふすま・畳等の新調取り替えなどの補修を行ったときは、この費用は乙が負担する。但しこの規定は、乙が補修するときのもので甲は、入居中期間中および退去時に乙に補修を請求しない。
第十三条 物件の使用の目的  住居
第十四条 物件の所在地・名称 
  特約事項  家賃のお支払いは指定の銀行にお願いします。
   甲(賃貸人)住所 
           氏名                    電話
   乙(賃借人)住所
           氏名                     電話
   乙の連帯保証人
           住所 
           氏名                    電話
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プライバシーポリシー



  • お客様から頂戴した大切な個人情報(住所・電話番号・メールアドレス等)を、お客様から請求のあった書類等の郵送以外の目的に流用しません。パソコンのウイルスによる不正な使用を防ぐため、メールアドレスを、パソコンのアドレス帳に記入致しません。
  • お客様からの請求を完了した時個人情報はすべて削除致します。
  • プライバシーの保護については宅地建物取引業法にも規定されています。弊社は、業法を遵守いたします。
  • 弊社に過去にメールを送られたお客様といえども御希望されないお客様のメールアドレスに 無断でDMを送る迷惑行為は絶対にいたしません。
  • 大切な個人情報を第三者に流すようなことは絶対いたしません。
  • ただし入居後メール以外で、連絡が取れない場合は、利用することがあります。

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セキュリティ対策


弊社は、インターネット上で金銭の授受は、絶対に行いません。
また、入居者名簿・契約書等は、弊社のもっとも貴重な財産であると考えております。権限のない方々の照会には、決して応じません。このページのトップへ

社是


「お客様の満足度を最高にする事が、我が社の利益を最高にする」ことを信じております。
最高にするために 弊社は、「精一杯の挑戦をするからうまくいかなくても許してほしい」というベストエフォート型ではなく、「そんなにすごいことは出来ないけど確実にしっかりやります。」というギャランティー型を目指しております。

杉原土地有限会社の沿革

昭和34年    小社は現代表者杉原とくが、兵庫県尼崎市園田にアパート賃貸業として創業。
昭和40年頃  現サイト管理者の杉原正治が、アパート賃貸業に従事し始める。
昭和62年2月 「法人成り」して杉原土地有限会社となりました。
平成6年5月  アパート賃貸業のバブルがはじけて現在に至るまで構造的不況に陥ります。不況を乗り切り他のアパートとの差別化のためアパートの改装・ロフトへの改築をすすめます。
平成10年頃  無料インターネット設備
平成16年頃  アパートの外装を新装始める 
平成17年頃  第2世代のロフトの改装・間接照明・ダウンライトを使った照明する
平成20年頃  第3世代のロフトの改装
平成21年頃  バルコニーの設置
平成22年頃  防音アパートに逐次改装

      杉原土地有限会社の沿革

                                      杉原正治

杉原土地有限会社は大阪梅田から電車と徒歩で
ゆっくり歩いて23分の一級河川藻川の河畔にアパートを持っています。
創業は昭和33年創業者は私の母杉原とくです。
私は母が36歳の時昭和27年に生まれました。
田植えも終わり畑のイチゴが最盛期になった6月の25日に生まれました。
私が生まれた村は当時日本のどこにでもあった農村というか
寒村というか 貧しい村でした。
私の家族はその村で農家を営んでいました。
特にその村で貧しいわけでもなく
もちろんお金持ちでもありませんでした。
父や母歳の離れた兄は朝は朝星夜は夜星でよく働いていました。
父や母兄は働き者ですが村の人たちのほとんどの人は、
そんな風に働いていましたから
特に私の家族だけが働き者というわけではありません。
わが家の家計は自給自足状態ですので食糧以外は質素倹約の極みです。
もっと簡単に言えば「その日暮らしです」
でもそのぎりぎりの生活が父の病気で大きな転機を迎えます。
私が5歳の時です。
父が病気になって農業に従事できる人間が少なくなると
農業では生計を立てられなくなりました。
父の世話もして家事もこなして家計を支えなければならない母は
事業を興すことをしました。
---創業期---
大阪から近く駅からも近いという立地もあって貸し家業にしました。
父が持っていた畑が園田の駅から徒歩で5分の
便利な所にあったのでそこに小さな貸し家を建てることにしたのです。
その畑は藻川の河畔にあって住むには環境もよかったのです。
母は経費節約のため家の近くにあった使われなくなった納屋を
移築することにしたのです。
大方のことは大工さんにしてもらったのですが
母は、屋根の瓦を洗ったり木を運んだりして手伝ったそうです。
駅から近かったのですぐに入居者にも恵まれ
我が家の貴重な現金収入になります。
初めて建てた長屋がうまくいったので
母はもう少し収入をあげるために
もうちょっと大きな貸家を建てることにしました。
初めて建てたのはいわゆる長屋というものです。
母は次に建てる貸家をどのようなものにするか迷っていました。
世情に合わせると同じ長屋でした。
でも昭和34年ごろはアパートというものが
新しく建っていたのです。
中廊下で両側に部屋があって押入があるものです。
台所とトイレは共同のものでした。
母は先進的なものが好きで
アパートを建てることにしました。
でもお部屋に台所を
取り付けることにしたのです。
入居者が少しでも便利になれば良いと考えたのです。
トイレについては
当時はくみ取り式で普通は
家の外に作ることが当たり前で
お部屋のそばに作ることなど全く考えられません。
トイレが部屋の近くにあったら夏目がしみてしまいます。
お風呂についてはバスユニットというような
防水性に優れたものがなかった時代ですので
建物の寿命がながくなるように
付けませんでした。
アパートから200mの所にお風呂屋さんがあったので
そこを使ってもらうことにしました。
母が建てることにしたアパートの
建設費は農協から借りることにしました。
借りる約束もでき建設が始まりました。
当時としては最新の設備が付いていました。
当時では大変珍しいガスやタイルの流し呼び出し電話などです。
ほとんど完成したので建設会社はお金を請求してきました。
母はお金を貸してもらえるはずの農協に行きました。
でも農協は金融情勢が変化したとか言って
お金を貸して下さらないのです。
そこで困ったのは母です。
もうすぐ完成なのに代金が支払えないのです。
大変困った母は尼崎市の玉江橋の国道筋にある銀行街に
新たに貸してくれる銀行を探しに東から順に訪れていきました。
昼も過ぎ3時頃になってもう銀行街の西端まで来たとき
やっと貸して下さる銀行に出会うことができました。
母はその時
うれしかったそうで何度も私に話してくれました。
アパートの家賃は相場の一畳1,000円で
4.5畳のお部屋は4,500円6畳のお部屋は
すこし値引いて5,500円にしました。
時は高度成長期田舎からたくさんの人が大阪に働きに来て
アパートは盛況でした。
すぐに借金を返して母は私の養育費や教育費を
得ることができたのです。
それから昭和35年にもうひと棟のアパートも建てました。
アパートの名前は「藻川荘」と言います。
アパートが建っている敷地の横に
藻川と呼ばれる川が流れていたのに由来しています。
藻川は国が管理している1級河川で
アパート付近では川幅が200m近くあります。
水に関係ある川の名前をアパートの名前に付けると
火事にあわないと言われて母が名付けました。
我が家の家計はこのふたつのアパートの収入で
当分の間は何とかなっていました。
こんなこともありました。
私が中学生になった昭和42年頃
隣の駅の塚口まで買い物に歩いて行って帰ってきたとき
私に「モータープールを始めようと思う」と言ったのです。
その頃はまだ駐車場のことをモータープールと呼ぶとは
知られていませんでしたので
私は「モータープールってどんなプール?水泳場でも作るの」と
聞いたくらいです。
母は最初にこの地で青空の貸し駐車場の経営を始めたのです。
---第2期---
しかし我が家には経費が多いので
昭和45年頃になると赤字になってしまします。
この赤字の原因は私が私学の大学に
行くことになったことも原因のひとつです。
そこでもっと建て増すことを計画しました。
母が54歳の時のことです。
母の計画はもっと貸し家を建てることにしたのです。
いろんな形態の貸し家を建てることにしました。
アパート・文化・ファミリーマンション・ワンルームマンション
の各種貸し家を
その作りも木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造各種計画していました。
種類・構造をかえることによってリスクを分散することを
考えたのでしょう。
そして事後小社にとっては都合の良いことになりました。
建築費はすべて銀行からの借り入れです。
こんどは銀行としっかりと約束していたし
時代もそう言う時代でしたので
資金には対して不安はありませんでした。
どうせ借り入れで作るので
母は子供の名義でも建設すると言うことで
共有名義で建てることにしました。
計画では3年を要することに
なっていました。
木造から建て始め鉄筋コンクリート造の建設が始まった頃
日本中を石油危機が襲いました。
昭和48年の頃でした。
資材が不足して生コンが
予定通り入ってこなくなりました。
そんな困難を乗り越えて建物が完成すると
入居者の方に無事入居して頂きました。
核家族化がすすんでいた時代も
追い風ですぐに借金を返済できました。
---第3期---
しかし
昭和54年頃になると
木造の共同トイレのアパートには
空き室が目立ちました。
当時小社の
アパートの近くには
同じような共同トイレのアパートがありました。
そのアパートはその時代の流れについて行けず
解体され現在も駐車場になっています。
しかし母はバストイレ付きに
全面改装するという計画を実行したのです。
テレビ番組の『ビフォアーアフター』のように
柱と梁だけ残して他はすべて
新しくしてお風呂とトイレ付にしてしまったのです。
こうしてアパートは蘇りました。
この様な状態でバブル期を迎えます。
バブル期小社は他の会社がやっていたような事は
全くしませんでした。
堅実に賃貸業の業務のみを
行っておりました。
大きな利益を得ることもありませんでしたが
バブルが終わった時に損失もありませんでした。
一般的なバブル期は1991年に終わります。
---第4期---
しかし小社の不景気は1994年から始まりました。
2回目の難関です。
これに対して小社では2度目のリノベーションを
行うことになります。
空いたお部屋から
順次ロフトを設置してしていったのです。
ロフト付賃貸の始まりです。
ワンルームは
どんなにお部屋が大きくても
ふた部屋ではありません。
住居の食寝分離即ち
寝るところと食べるところが一緒の生活は
いろんなトラブルを作ります。
積極的に分離するために
上下分離ーロフトとお部屋ーしたのです。
これは好評でした。
当の本人の母も驚いたほどです。
しかし数年経つと
ハシゴでは上りにくいと
言われる入居者が出ました。
ロフトを設けるようなお部屋は
小さなお部屋ですので
普通の階段を取り付けると
階段ばかりのお部屋になってしまいます。
省スペースで上りやすい階段を
作らねばなりません。
そこで考え出されたのが
互い違い階段です。
意匠登録もとりました。
階段に比べて半分のスペースで
上ることができる
ロフトへの階段としては
最適な階段でした。
ウェブに公開すると
日本中から注文の電話が殺到するほどです。
もちろん入居者にも好評でした。
---第5期---
初期に作ったロフトには
もうひとつの問題がありました。
初期に作ったロフトは
お部屋に上に作る物で
ひとつのお部屋を
上下に単純に分かつものでした。
何年か経つと
見学者の中には
天井が低いと言う人がでてきました。
そこで
お部屋の上にロフトを作らず
お部屋以外の場所
玄関や押入廊下などの上にロフトを作る方法に
かわりました。
小社では
このロフトを
「第三世代のロフト」と
読んでおります。

明るい高い広い上りやすいロフトの完成です。

ロフト付きのアパートの3D

ロフト付きのアパートの3D


グーグルの
フリーソフト
スケッチアップで描いた
画像です。
このロフト付きアパートの
お部屋の
3Dビデオです
フリーソフト「sketchup」を
持っておられたら
ロフト付きアパートB26のスケッチアップから
ダウンロードして下さい

夜のアパートから駅まで道

アパートから駅までの夜の道は、意外と明るい

夜のアパート駅までの道 アパート前

弊社敷地内は、アパートの街灯で明るい

夜のアパート駅までの道 アパートの角

弊社敷地から駅の方を見る。突き当たりは、公園です。

夜のアパート駅までの道 始まり

公園までの道は、マンションや家が立ち並んでいます。

夜のアパート駅までの道 公園付近

右の角が焼鳥屋さん 左がポケット公園徒歩でしたら公園を斜めに横切る。

夜のアパート駅までの道 園田橋線

園田橋線の幹線道路 歩行者は、信号のある交差点を渡ります。

夜のアパート駅までの道 駐輪場付近

交差点を渡るとすぐ駅です。左側は駐輪場

夜のアパート駅までの道 園田駅

夜の阪急園田駅です。左の角がマクドナルド右中程にエスカレーター

ペット禁止で安心アパートマンション

犬猫飼育禁止

犬猫飼育禁止で安心です。

アパートマンションは初めからズーといかなる場合も犬猫禁止です。

犬猫禁止は小社が賃貸業を始めたときから変わらない規則です。
今までに規則に反して数人の入居者が犬猫を飼われていました。
そのような場合は犬猫を飼う事を止めるか退去をお願いするのですが
それでもなお飼われる方には裁判で退去を願った事もあります。

ペット禁止の意義

犬猫が嫌いな人・あるいは犬猫を飼っていない人は
隣室に犬猫が居ると大変不愉快です。
犬猫の泣き声や・特有の臭い・犬猫の毛・糞尿など
生理的に受け付けない人もおられると思います。
そこまでいかなくても、犬猫を飼っていない人は
隣室の犬猫によって静穏な生活を乱される事を嫌がると思います。

干し物に犬猫の毛がついていたりするとがっかりすると思います。
そんな事をなくすために
犬猫を飼う人と飼わない人を分けております。

小社アパートは犬猫を飼わない人のためのアパート・マンションです。

ペット禁止の法的効力

 弊社では、いかなる理由があろうとも犬猫の飼育を禁止しています。
入居時に説明するとともに契約書でもはっきりと禁止と書かれています。

本条項は、小社原告の裁判においてもペット禁止条項は有効と判断されています。

騒音問題 アパートで解決するために

園田にある賃貸アパートマンションの騒音問題 を解決するために種々の方法をとっています。

騒音問題を解決するため小社ではお部屋の防音 理論編の手法に従って施工しております。下記の施工方法は理論編1の壁天井床の遮音性能を上げる方法によっています。下記全部を念入りに施工すると構造に関係なく概ね40dBから50dBの減衰を得ることができます。

騒音問題 上階と下階について


騒音問題を上下階の解決のために弊社では、


を、用いています。

防音天井は、下階に用い天井をより防音構造にする物です。

遮音床は、上階に用いて下階への騒音の伝達を防ぐ物です。

騒音問題 隣室同士について


騒音問題を同階の隣室同士ので解決するために弊社では、


を使っています。

遮音界壁は、壁の遮音性を高めるため2重3重に壁を施工します。

天井裏遮音は、弱点となっている天井裏の遮音性を高める方法です。



騒音問題解決のための略図

騒音問題 断面模式図
こんな方法で作った防音室について

防音天井 設備のアパートマンション

園田にある賃貸アパートは防音のために防音天井を採用しています。

騒音問題を解決するため小社ではお部屋の防音 理論編の手法に従って施工しております。下記の施工方法は理論編1の壁天井床の遮音性能を上げる方法で、上下階間の固体伝導音を防音遮音するために施工します。下記全部を念入りに施工し遮音フロアーその他の施工をすべて念入りにすると構造に関係なく概ね50Bの減衰を得ることができます。

防音天井の模式図


防音天井の模式図

これは、模式図で実際はこんなに揺れません。

又支点間距離のみが揺れにならず、その倍音の集まりが揺れになります。


防音天井の詳しい説明



まず音の伝搬は、

音の伝搬は、大きく分けて空気伝搬と固体伝搬に分かれます。

空気伝搬は、空気が縦揺れを起こすために、音が伝わる現象です。

気密性を増すと空気の縦揺れは、伝わらなくなり音は、減衰します。

一方、固体伝搬は、もの自体が揺れて、さらにその固体の揺れが、空気に伝わり、音が伝わる現象です。


防音天井以外の普通の天井は、

普通の天井は、「吊り天井」となっていまして、床から90cm毎に吊り木で、吊られています。

このような天井の上の床をスリッパ等で歩きますと、スリッパが床に当たって音を出します。

その音(床の揺れ)は、吊り木(天井を床梁からつるための部材)を伝わり天井を揺らします。上図イラストの様に床と天井が同時に揺れるのです。

個体伝搬音は、減衰が、少なく階下は、やかましい状態です。


防音天井は、

それに対して、弊社防音天井は、新に「吊り木受け」(吊り木を受ける専用の横架材)を、設置します。

「吊り木受け」も充分な材積(大きさ)の物を選んでいます。

これによって、上部の床の揺れは、下部の天井に直接伝わらず空気伝搬のみで天井に伝わっていきます。

この音は、気密性のある天井で防ぎます。上図のイラストの通りです。



注;防音天井は、、弊社スタッフの一級建築士が、文献等を参考に、独自に考えたものです。
従来ある、吊り木にゴム等を挟む工法より簡単で完全であると考えております。
また弊社は、自社物件にをよりよくするために、改修・改善して防音工事をしております。
弊社物件のみに行っておりますので、施工のお問い合せ・ご依頼等は、ご遠慮ください。

また、防音天井という名称は、当サイト責任者がわかりやすいように名付けたものです。特に許可されて使っているものでは、ありません。。

なお50dBの減衰を得るためには石膏ボード+遮音シート+石膏ボードの三重貼りを隙間なく行うことが必要です。
石膏ボードの一枚貼りでは30dBから40dB程度の減衰です

こんな方法で作った防音室について

遮音界壁について

隣室との防音は、真壁・遮音シート・大壁つくりで効果を上げています。


遮音界壁作り方

アパートなどの共同住宅の隣室との遮音については、建築基準法に
遮音界壁を設けるよう義務付けらています。
この建築基準法の遮音についての規定に基づいて以下の告示が決められています。

杉原土地では、和室を洋室に改造したため、真壁(上図左)を大壁(上図右)に改造しています。

もともとの真壁は以下の告示の第1項8号のに該当します。後から作る石膏ボードは告示第2項2号ロ2に該当します。そのため、壁が3重になっています。遮音効果は、従前より格段に上がっています。

簡易騒音計で測定すると、34dB以上の透過損失があります。



より遮音性を高めるために作った防音室にもあります。
以下は告示の抜粋です。

遮音性能を有する長屋又は共同住宅の界壁の構造方法を定める件

平成16年9月29日 国土交通省告示第1170号による改正
(赤字部分を改定・追加)

◎次のように改める。 

建築基準法(昭和25年法律第201号)第30条の規定に基づき、
遮音性能を有する長屋又は共同住宅の界壁の構造方法を次のように定める。 

第1 下地等を有しない界壁の構造方法 間柱及び胴縁その他の下地(以下「下地等」という。)
を有しない界壁にあつては、その構造が次の各号のいずれかに該当するものとする。 

一 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄骨コンクリート造で
厚さが10センチメートル以上のもの 

二 コンクリートブロック造、無筋コンクリート造、れんが造又は石造で
肉厚及び仕上げ材料の厚さの合計が10センチメートル以上のもの 

三 土蔵造で厚さが15センチメートル以上のもの 

四 厚さが10センチメートル以上の気泡コンクリートの両面に厚さが
1.5センチメートル以上のモルタル、プラスター又はしつくいを塗ったもの 

五 肉厚が5センチメートル以上の軽量コンクリートブロツクの両面に
厚さが1.5センチメートル以上のモルタル、プラスター又はしつくいを塗ったもの 

六 厚さが8センチメートル以上の木片セメント板(かさ比重が0.6以上のものに限る。)
の両面に厚さが1.5センチメートル以上のモルタル、プラスター又はしつくいを塗ったもの 

七 鉄筋コンクリート製パネルで厚さが4センチメートル以上のもの
(1平方メートル当たりの質量が110キログラム以上のものに限る。)
の両面に木製パネル(1平方メートル当たりの質量が5キログラム以上のものに限る。)
を堅固に取り付けたもの 

八 厚さが7センチメートル以上の土塗真壁造(真壁の四周に空隙のないものに限る。) 

第2 下地等(堅固な構造としたものに限る。以下同じ。)を有する界壁の構造方法
 下地等を有する界壁にあつては、その構造が次の各号のいずれかに該当するものとする。 

一 下地等の両面を次のイからニまでのいずれかに該当する仕上げとした厚さが
13センチメートル以上の大壁造であるもの 

イ 鉄網モルタル塗又は木ずりしつくい塗で塗厚さが2センチメートル以上のもの 

ロ 木毛セメント板張又はせつこうボード張の上に
厚さ1.5センチメートル以上モルタル又はしつくいを塗つたもの 

ハ モルタル塗の上にタイルを張つたものでその厚さの合計が
2.5センチメートル以上のもの 

ニ セメント板張又は瓦張の上にモルタルを塗つたものでその厚さの合計が2.5センチメートル以上のもの 

二 次のイ及びロに該当するもの 

イ 界壁の厚さ(仕上材料の厚さを含まないものとする。)が10センチメートル以上であり、
その内部に厚さが2.5センチメートル以上のグラスウール(かさ比重が0.02以上のものに限る。)
又はロックウール(かさ比重が0.04以上のものに限る。)を張つたもの 

ロ 界壁の両面を次の(1)又は(2)のいずれかに該当する仕上材料で覆ったもの 

(1) 厚さが1.2センチメートル以上の石ボード、厚さが2.5センチメートル以上の岩綿保温板又は
厚さが1.8センチメートル以上の木毛セメント板の上に厚さが0.09センチメートル以上の亜鉛めつき鋼板、
を張つたもの 

(2) 厚さが1.2センチメートル以上の石膏(こう)せつこうボードを2枚以上張つたもの 

  

附 則 

(施行期日) 

1 この告示は、平成16年10月1日から施行する。 

(経過措置) 

2 この告示の施行の日前に製造され、
又は輸入された石綿スレート又は石綿パーライト板を用いる長屋又は共同住宅の界壁で、
この告示による改正前の昭和45年建設省告示第1827号の規定に適合するものは、
改正後の昭和四十五年建設省告示第1827号の規定に適合するものとみなす。 

天井裏遮音で防音を

園田にあるアパートは
天井裏
遮音壁を作り隣の音を、防音しています。

天井裏 遮音による 防音 図


上図左のように、木造や鉄骨造については、

壁が上階の床まで施工せず、天井まで施工する方法がとられる場合があります。

この場合、壁に比べ天井の遮音性は、

劣りますので、音は、天井裏を通じて聞こえてきます。

弊社では、上図右のように遮音界壁を、

上階床までしっかりと施工し天井から回って伝わる音を、

遮音します。

防音換気チャンバーの作り方

防音性能を落とさず換気するには換気チャンバーが必要です。
音は伝わるところが急に大きくなったり曲がっていると伝達しにくくなります。
また吸音できるようなものがあると音が減衰します。
その他の防音設備については防音室 普通のアパートを防音アパートにをご覧下さい。

換気チャンバーとは

換気のために作られる小部屋(通常は小さな箱です)です。
いくつかのところから一つの機械で換気する時に、
決められた各換気量を維持するために小部屋で調整します。

防音設備の換気チャンバーはこれとは違って防音のために設ける箱です。

防音設備を作って一番重要なことは換気設備を作ることです。
防音設備イコール気密性が高い
ですから換気設備を
適宜作らないと
酸欠になってしまうかもしれません。

換気設備は必須です。

でも換気と防音は相反します。

そこで音が狭いところを通ったり
広くなったり曲がったりしたり、
吸音材が貼られていると伝わりにくい性質を
利用します。

それが防音チャンバーです。

チェンバー【chamber】 部屋。また、会議所。
防音チャンバーとは防音の部屋のことです。

単に チャンバーとも言います。

換気チャンバーの必要な換気量

換気チャンバーの作り方

防音換気チャンバーの作り方 下地のないところに

お部屋の天井付近と床付近で下地のないところを探します。
防音換気チャンバーの作り方 内壁から穴を穿ちます

穴を穿ちます。小さなお部屋ですので下部はφ70mm上部はφ110mm
防音換気チャンバーの作り方 穴を開けた外壁側

外壁まで穴が貫通したところ 外壁は耐久性の優れたポリカーボネート波板を使っています。
電線も貫通できるので 金属を使いません。
防音換気チャンバーの作り方 チャンバーの内側

まずチャンバーのうち側の壁になるものを張り付けます。
防音換気チャンバーの作り方 チャンバーの壁側

チャンバーの壁になる木を取り付けます。
防音換気チャンバーの作り方 チャンバー内壁を穿つ

内側から穴を穿ちます。
防音換気チャンバーの作り方 パイプを通す

塩ビパイプをシールを塗って固定します。
はみ出た部分は固まった後切り取ります。
防音換気チャンバーの作り方 パイプ周りをシール

外側もシールで隙間を塞ぎます。
防音換気チャンバーの作り方  グラスウールをチャンバーに内張

クラスウールを張り付けます。
グラスウールは内部が飛び散らないように薄いビニルで覆っています。
防音換気チャンバーの作り方 チャンバー外側に穴を穿つ

外側の壁になるものを穴を開けた後取り付けます。
防音換気チャンバーの作り方 パイプの先を凸凹に

外側のパイプを写真の様に加工します。
グラスウールがパイプを塞がないようにするものです。
防音換気チャンバーの作り方 チャンバー外側パイプの取付

パイプをシールで取り付けたところ
防音換気チャンバーの作り方 外壁の取付
外壁を取り付けます。
防音換気チャンバーの作り方 外部パイプの取付
外部にエルボおよびパイプを取り付ける
先には防虫金網を取り付ける。
防音換気チャンバーの作り方 内部換気扇レジスターの取付
部屋の中には換気扇およびレジスターを取り付けます。

換気チャンバーの防虫網の作り方

楽器も使える防音アパートを目指して 改修をすすめておりますが 換気チャンバーを作りました。 音は 進路が狭くなったり広くなったり 曲がったりすると
著しく減衰する 性質を使っています。 穏やかな空気の流れは通します。 そんな換気チャンバーですが 虫が入って 例えば 蜂が入って 巣などを作ってしまったら
大変なので 虫防止用の 網を設置します。 既製品の中に 目が細かくて 簡単な構造のものが ないので 自作してみました。

使用する材料と道具は
VU50用ソケット
VU65のパイプ 長さはソケットと同じ
ステンレス金網 網戸用のもです
ハサミ
融着接着剤

換気チャンバー用 虫侵入防止網 自作 使用する材料道具
金網を適宜の大きさに切り
外筒とソケットの間に挟み込む

換気チャンバー用 虫侵入防止網 自作 まず金網を外筒と継ぎ手の間に挟み込む
金網はこんな風に曲がっています。

換気チャンバー用 虫侵入防止網 自作 金網はこんな風になります

ソケット 金網 外筒を半ばまで差し込み
融着型接着剤を付け差し込む

換気チャンバー用 虫侵入防止網 自作継ぎ手金網外筒を半ばまで差し込み融着型接着剤を付け差し込む

完成品差し込み側

換気チャンバー用 虫侵入防止網 自作 完成品差し込み側

完成品表

換気チャンバー用 虫侵入防止網 自作 完成品表

遮音フローリング

遮音フローリングを使うと、本当に良い結果が出ます。

杉原土地のアパート・マンションには、遮音フローリングの、遮音等級LL45・F☆☆☆☆を使っています。
遮音フローリングは、下階への音を防ぐためのものです。下階からの音の場合は壁と同様重くて隙間がなく共振しないような部材を撰ぶ必要があります。

騒音問題を解決するため小社ではお部屋の防音 理論編の手法に従って施工しております。下記の施工方法は理論編1の壁天井床の遮音性能を上げる方法で、特に床特有の固体伝導音を防音遮音するために施工します。下記全部を念入りに施工すると構造に関係なく概ね30dBから35dBの減衰を得ることができます。防音天井と一緒に施工して下さい。その他理論編で書かれたことをすべて念入りにすると構造に関係なく概ね50Bの減衰を得ることができます。

遮音フローリングの原理

遮音フローリングの略図

遮音フローリングは上階から下階への音を遮るものです。特に固体伝導音を遮るために開発されました。固体伝導音を遮るために表面は剛性のないように出来るだけ分割してあります。下に接地している面から固体伝導音が伝わらないようにフェルトを貼っています。この様な構造にしたことによってフローリング表面に固体物が当たってフローリングが揺れて音を発生してもその音が横(フローリング)や下に伝わらないようにしています。

木製フローリングについて


 一般的にフローリングと言っていますが、皆様が思っておられるフローリングとJAS(日本農林規格)に決められているフローリングは、 見た目は、同じですが実体は、まったく違います。

 JAS規定のフローリングは、厚みは15mmで概ねナラ・ブナ材長さは、750mm以上で4周実加工(さねかこう;凹凸があり噛み合う様になっている加工)がしてある無垢材です。
体育館のような所に張ってあり、2重に捨て貼りの上釘で堅固に張り付け、サンダ掛けの上ウレタン塗装を施します。重歩行用で極めて堅固な仕上がりになります。


複合フローリング


 皆様が思っておられるフローリングは、複合フローリング(通常はフロアーと呼ばれています。)と呼ばれラワン合板に天然木が薄く張られています。 大きさは、幅300mm長さ900~1800mmで4周実加工がしてあります。天然木の化粧がフローリングのように張ってあるので見た目は、フローリングの様です。

 なぜ本当のフローリングを張らないかと言うと勿論お金のこともありますが、その遮音性にあると思います。(材料だけで比べるとあまり差はありません。
施工に多くの工種が必要なためフローリングは、割高になります。)


遮音フローリング


遮音フローリングは、裏にフェルトを貼り、材自体にも細かい切れ目を入れ剛性を、なくしています。 そのほか継ぎ目等にも特殊な細工を施しその遮音性を高めています。
そのほか表面を傷つきにくくしたり、防水性・対汚染性・対クラック性・抗菌性を持たしたり色々と性能を付加しています。 本当のフローリングには、達成できないような性能をつけています。扱いやすい材料です。

裏にフェルトなどの軟弱材を貼ったり切れ目を入れたりしているのは固体伝導音を伝わらなくするためのものです。

遮音等級LL45について


 床材の遮音性については、ある条件下での試験の結果L-40~L-80まで5刻みで評価します。数字が小さいほど良くL-40が最高の評価です。 弊社使用の床材は、上から2番目の評価です。L-40も使用してみましたが、歩行時に”ふかふか”してしまいあまり体感が良くありません。
その為特別な場合を除きL-45を使用しています。LLは、軽量音で椅子・物の落下音などの遮音性を見るものです。 LL45等級では、例えば、上階の固いサンダル音は、聞こえるが、ナイフを床に落とした音や、スリッパの音は、聞こえない等級です。


遮音フローリングのホルマリン放散性


使用の遮音フローリングには、F☆☆☆☆(星が4つ)の表示が付いています。これは、4段階あるホルマリン放散の等級の最小の区分です。無制限に使っても良い材料という意味です。


遮音フローリングの接着剤について


F☆☆☆☆(星が4つ)の表示が付いた接着材を使っています。堺市の保育所で問題になっていました有機溶剤・ホルマリン等は、含んでいないものを使っています。


施工要領


遮音フローリング 使用材料等写真


遮音フローリング 材料 遮音フローリング(正しくは遮音フロアー)・専用接着剤

床材接着剤ともF☆☆☆☆(星が4つ)です。


遮音フローリング 施工床面と材料・道具


遮音フローリング 施工前 掃除機・接着塗布用櫛目ごて(接着剤に添付品)・ノコギリ・当て木・金槌・木くさび

遮音フローリング 詳細


遮音フローリング の表と裏

表面は、固く裏面は、柔らかいフェルトです。


遮音フローリング 施工写真


遮音フローリング の施工中写真

遮音フローリングに隙間を生じぬよう、気をつけながら最適の量の接着剤でのり付けしていきます。隙間ができないように適宜当て木等を当てて叩く・あるいは木くさびを打ち込み隙間を無くす。
張り付け後は適宜周りを同色でシーリングする。


遮音フローリング 完成写真


遮音フローリング 完成写真

脚注;弊社は、賃貸アパートマンションを自社所有しており、弊社賃貸アパートマンションの快適性を高めるため、遮音フローリングを施工しております。弊社は、遮音フローリングを施工する会社では、ありませんので、施工についてのお問い合せは、ご遠慮ください。


こんな方法で作った防音室について

防犯クレセントについて

防犯ガラスに加えてクレセントもつけたアパート


入居者のご要望により、窓硝子を、

防犯ガラス(割れないガラス)を、アパートに付けています。(希望者のみ)

その上クレセントをもうひとつ付けています。

ふたつあって安全です。

侵入するのに2倍の時間がかかります。

防犯のためにクレセントをふたつにします。

防犯クレセント 掛け金具の取り付け

ディスクサンダーを使って掛け金具の穴を開ける
縦長に開けます。
縦枠を取り外して開ける方が簡単です。

やすりで調整して掛け金具を差し込み
ネジで止め付ける

防犯のクレセント クレセントの取り付け

クレセントの取り付け位置に上の写真の様に印を付けます。
穴を穿ちタップでネジをたてます。
ネジで止めて
掛け金具に合わせてクレセント本体を取り付ける。



クレセントの数を増やしたり防犯クレセントに交換したりしても完全な防犯にはなりません。

しかしクレセントをふたつ付けたとしてもガラスを割られたら何にもなりません。ガラスは下のビデオにもあるように簡単に割れます。クレセントを開けなくても簡単に侵入できます。

ガラスのように見えるのは防犯ガラス:ポリカーボネート板です。

棒締まりでもっともっと防犯

クレセントは
引き違い窓の場合
「押し広げながら
引き寄せる」
と言う機能を持ちます。

引き違い窓に必要な
気密性を高めて
申し分ない機能を
クレセントは果たします。

しかしながら
その反面
クレセントの最大の欠点は
その回すところが
窓の外側から
押し込むことによって
開いてしまうということです。

詳しく述べると
防犯の面から
問題ですので
書きませんが
そんな
欠点も持っています。

特に割れないガラスでは
手が入り込むほど
割れるためには
相当な時間を要すか
特殊な工具が必要です。

しかし
小さな穴らら
容易とまではいきませんが
だいぶ短い時間で
あけることもできますし
簡単な工具でも
あけられます。

そして
クレセントを
解錠できてしまうのです。

それに対処するため
棒締まり
(写真では中折れ棒締まり)が
威力を発揮します。

手が入らないと
解錠は無理だし
それに
外からは
見えないのです。

棒締まりで
施錠されていると
外からは見えませんので
犯罪者にとっては
驚きのことと思います。

棒締まりで
完全とはいきませんが
完全に近いと
思います。

なお
普通の割れるガラスでは
全部割れると
窓を開く必要がありませんので
防犯性を高めることはできません。

お部屋の防音 計算編

音について少し計算してみました。

音の単位dB(A)について

音は空気の縦波で空気圧の強弱です。音を感じるのはもちろん耳の鼓膜ですが音が空気圧の強弱となって鼓膜を押たり引いたりします。その力はN/m2で表されます。
即ち音の単位はN/m2で表すべきですが音の感覚・認知は、ウェーバー-フェヒナーの法則に従うことがわかっておりそのため基準の音圧(0.00002N/m2)との比の対数を20倍したものをもって音の単位として表します。その単位をdB(デシベル)とします。

実際は人間の周波数ごとの感覚・認知が異なります。低い周波数やあまりにも高い周波数は音圧が大きくても感じ方は低下します。
騒音計は電気信号で測定しますので音圧をそのまま表示すると実際のと合わないので周波数ごとに補正することが必要です。
補正した値をdB(A)(デシベルエ)と言います。
下記の表はその補正をしていませんのでご注意下さい。

フェヒナーの法則:
物理的刺激量と反応としての感覚量ないし心理量との関係についての法則。ウェーバーの法則を精神物理学の創設者フェヒナー(G.T. Fechner)が発展させたもの。感覚量ないし心理量は刺激量の対数に比例するとする

dB 音圧 N/m2 参考値音圧gw/m2 普通の暗騒音の
30dBを基準としたときの
音圧比
普通の会話の
60dBを
基準としたときの
音圧比
相当やかましい
90dBを基準とした
ときの音圧比
100 2 204. 3162. 100 3.16
90 0.63 64.5 1000 31.6 1
80 0.2 20.4 316. 10.0 0.316
70 0.0632 6.45 100 3.16 0.1000
60 0.0200 2.04 31.6 1.00 0.0316
50 0.00632 0.645 10.0 0.316 0.0100
40 0.00200 0.204 3.16 0.100 0.00316
30 0.000632 0.0645 1.00 0.0316 0.00100
20 0.000200 0.0204 0.316 0.01000 0.000316
10 0.00006.32 0.00645 0.100 0.00316 0.000100
0 0.0000200 0.00204 0.0316 0.00100 0.0000316
dB 音圧 N/m2 参考値音圧gw/m2 普通の暗騒音の
30dBを基準としたときの
音圧比
普通の会話の
60dBを
基準としたときの
音圧比
相当やかましい
90dBを基準とした
ときの音圧比
100 2 204. 3162. 100 3.16
99 1.78 181. 2818. 89. 2.81
98 1.58 162. 2511. 79. 2.51
97 1.41 144. 2238. 70. 2.23
96 1.26 128. 1995. 63.0 1.99
95 1.12 114. 1778. 56.2 1.77
94 1.00 102 1584. 50.1 1.58
93 0.89 91.1 1412. 44.6 1.41
92 0.79 81.2 1258. 39.8 1.25
91 0.70 72.4 1122. 35.4 1.12
90 0.63 64.5 1000 31.6 1
89 0.56 57.5 891. 28.1 0.891
88 0.50 51.2 794.2 25.1 0.794
87 0.44 45.6 707. 22.3 0.7079
86 0.39 40.7 630. 19.9 0.630
85 0.35 36.2 562. 17.7 0.562
84 0.31 32.3 501. 15.8 0.501
83 0.28 28.8 446. 14.1 0.446
82 0.25 25.6 398. 12.5 0.398
81 0.22 22.8 354. 11.2 0.354
80 0.2 20.4 316. 10.0 0.316
79 0.17 18.1 281. 8.91 0.281
78 0.15 16.2 251. 7.94 0.251
77 0.14 14.4 223. 7.07 0.223
76 0.12 12.8 199. 6.30 0.199
75 0.112 11.4 177 5.62 0.177
74 0.100 10.2 158 5.01 0.158
73 0.0893 9.11 141 4.46 0.141
72 0.0796 8.12 125. 3.98 0.125
71 0.0709 7.24 112 3.54 0.112
70 0.0632 6.45 100 3.16 0.1000
69 0.0563 5.75 89.1 2.81 0.0891
68 0.0502 5.12 79.4 2.51 0.0794
67 0.0447 4.56 70.7 2.23 0.0707
66 0.0399 4.07 63.0 1.99 0.0630
65 0.0355 3.62 56.2 1.77 0.0562
64 0.0316 3.23 50.1 1.58 0.0501
63 0.0282 2.88 44.6 1.41 0.0446
62 0.0251 2.56 39.8 1.25 0.0398
61 0.0224 2.28 35.4 1.12 0.0354
60 0.0200 2.04 31.6 1.00 0.0316
59 0.0178 1.81 28.1 0.891 0.0281
58 0.0158 1.62 25.1 0.794 0.0251
57 0.0141 1.44 22.3 0.707 0.0223
56 0.0126 1.28 19.9 0.630 0.0199
55 0.0112 1.14 17.7 0.562 0.0177
54 0.0100 1.02 15.8 0.501 0.0158
53 0.00893 0.911 14.16 0.446 0.0141
52 0.00796 0.812 12.5 0.398 0.0125
51 0.00709 0.724 11.2 0.354 0.0112
50 0.00632 0.645 10.0 0.316 0.0100
49 0.00563 0.575 8.91 0.281 0.00891
48 0.00502 0.512 7.94 0.251 0.00794
47 0.00447 0.456 7.07 0.223 0.00707
46 0.00399 0.407 6.30 0.199 0.00630
45 0.00355 0.362 5.62 0.177 0.00562
44 0.00316 0.323 5.01 0.158 0.00501
43 0.00282 0.288 4.46 0.141 0.00446
42 0.00251 0.256 3.98 0.125 0.00398
41 0.00224 0.228 3.54 0.112 0.00354
40 0.00200 0.204 3.16 0.100 0.00316
39 0.00178 0.181 2.81 0.0891 0.00281
38 0.00158 0.162 2.51 0.0794 0.00251
37 0.00141 0.144 2.23 0.0707 0.00223
36 0.00126 0.128 1.99 0.0630 0.00199
35 0.00112 0.114 1.77 0.0562 0.00177
34 0.00100 0.102 1.58 0.0501 0.00158
33 0.000893 0.0911 1.41 0.0446 0.00141
32 0.000796 0.0812 1.25 0.0398 0.00125
31 0.000709 0.0724 1.12 0.0354 0.00112
30 0.000632 0.0645 1.00 0.0316 0.00100
29 0.000563 0.0575 0.891 0.0281 0.000891
28 0.000502 0.0512 0.794 0.0251 0.000794
27 0.000447 0.0456 0.707 0.0223 0.000707
26 0.000399 0.0407 0.630 0.0199 0.000630
25 0.000355 0.0362 0.562 0.0177 0.000562
24 0.000316 0.0323 0.501 0.0158 0.000501
23 0.000282 0.0288 0.446 0.0141 0.000446
22 0.000251 0.0256 0.398 0.0125 0.000398
21 0.000224 0.0228 0.354 0.0112 0.000354
20 0.000200 0.0204 0.316 0.01000 0.000316
19 0.000178 0.0181 0.281 0.00891 0.000281
18 0.000158 0.0162 0.251 0.00794 0.000251
17 0.000141 0.0144 0.223 0.00707 0.000223
16 0.000126 0.0128 0.199 0.00630 0.000199
15 0.000112 0.0114 0.177 0.00562 0.000177
14 0.000100 0.0102 0.158 0.00501 0.000158
13 0.00008.93 0.00911 0.141 0.00446 0.000141
12 0.00007.96 0.00812 0.125 0.00398 0.000125
11 0.00007.09 0.00724 0.112 0.00354 0.000112
10 0.00006.32 0.00645 0.100 0.00316 0.000100
9 0.00005.63 0.00575 0.0891 0.00281 0.0000891
8 0.00005.02 0.00512 0.0794 0.00251 0.0000794
7 0.00004.47 0.00456 0.0707 0.00223 0.0000707
6 0.00003.99 0.00407 0.0630 0.00199 0.0000630
5 0.00003.55 0.00362 0.0562 0.00177 0.0000562
4 0.00003.16 0.00323 0.0501 0.00158 0.0000501
3 0.00002.82 0.00288 0.0446 0.00141 0.0000446
2 0.00002.51 0.00256 0.0398 0.00125 0.0000398
1 0.00002.24 0.00228 0.0354 0.00112 0.0000354
0 0.0000200 0.00204 0.0316 0.00100 0.0000316

吸音について

測定室に入った音はまず測定器に行くものと壁に当たって反射するもに分かれます。反射した音はまた同じように測定器に向かうものと壁に反射するものわかれます。
音は連続していますので、最初の音と1番目に反射した音2番目に反射した音が次々加算されて測定されるのです。 反射した音の総和は 等比級数の和になりますので 
反射した音の総和=はじめの入力量÷吸音率 となります。
よって
測定値=はじめの入力量×(1+1/吸音率) となります。
音圧レベルで計算した後デシベルに換算します。

下の表は吸音率の違いによって入力した音と測定される音の表です。
例えば80dBの音が吸音率0.3の部屋はいると90.5dBになります。吸音率0.5に改善すると86dBになります。

入力音レベルdB 100 90 80 70 60 50
入力音音圧N/m2 2 0.632 0.2 0.0632 0.02 0.00632
吸音率     0.00
0.01 140 130 120 110 100 90
0.10 120 110 100 90 80 70
0.2 114 104 94 84 74 64
0.3 110.5 100.5 90.5 80.5 70.5 60.5
0.4 108 98 88 78 68 58
0.5 106 96 86 76 66 56
0.6 104.4 94.4 84.4 74.4 64.4 54.4
0.7 103.1 93.1 83.1 73.1 63.1 53.1
0.8 101.9 91.9 81.9 71.9 61.9 51.9
0.90 100.9 90.9 80.9 70.9 60.9 50.9
0.91 100.8 90.8 80.8 70.8 60.8 50.8
1.00 100 90 80 70 60 50

入力音レベルdB 100 90 80 70 60 50
入力音音圧N/m2 2 0.632 0.2 0.0632 0.02 0.00632
吸音率     0.00
0.01 140 130 120 110 100 90
0.02 134 124 114 104 94 84
0.03 130.5 120.5 110.5 100.5 90.5 80.5
0.04 128 118 108 98 88 78
0.05 126 116 106 96 86 76
0.06 124.4 114.4 104.4 94.4 84.4 74.4
0.07 123.1 113.1 103.1 93.1 83.1 73.1
0.08 121.9 111.9 101.9 91.9 81.9 71.9
0.09 120.9 110.9 100.9 90.9 80.9 70.9
0.10 120 110 100 90 80 70
0.11 119.2 109.2 99.2 89.2 79.2 69.2
0.12 118.4 108.4 98.4 88.4 78.4 68.4
0.13 117.7 107.7 97.7 87.7 77.7 67.7
0.14 117.1 107.1 97.1 87.1 77.1 67.1
0.15 116.5 106.5 96.5 86.5 76.5 66.5
0.16 115.9 105.9 95.9 85.9 75.9 65.9
0.17 115.4 105.4 95.4 85.4 75.4 65.4
0.18 114.9 104.9 94.9 84.9 74.9 64.9
0.19 114.4 104.4 94.4 84.4 74.4 64.4
0.2 114 104 94 84 74 64
0.21 113.6 103.6 93.6 83.6 73.6 63.6
0.22 113.2 103.2 93.2 83.2 73.2 63.2
0.23 112.8 102.8 92.8 82.8 72.8 62.8
0.24 112.4 102.4 92.4 82.4 72.4 62.4
0.25 112 102 92 82 72 62
0.26 111.7 101.7 91.7 81.7 71.7 61.7
0.27 111.4 101.4 91.4 81.4 71.4 61.4
0.28 111.1 101.1 91.1 81.1 71.1 61.1
0.29 110.8 100.8 90.8 80.8 70.8 60.8
0.3 110.5 100.5 90.5 80.5 70.5 60.5
0.31 110.2 100.2 90.2 80.2 70.2 60.2
0.32 109.9 99.9 89.9 79.9 69.9 59.9
0.33 109.6 99.6 89.6 79.6 69.6 59.6
0.34 109.4 99.4 89.4 79.4 69.4 59.4
0.35 109.1 99.1 89.1 79.1 69.1 59.1
0.36 108.9 98.9 88.9 78.9 68.9 58.9
0.37 108.6 98.6 88.6 78.6 68.6 58.6
0.38 108.4 98.4 88.4 78.4 68.4 58.4
0.39 108.2 98.2 88.2 78.2 68.2 58.2
0.4 108 98 88 78 68 58
0.41 107.7 97.7 87.7 77.7 67.7 57.7
0.42 107.5 97.5 87.5 77.5 67.5 57.5
0.43 107.3 97.3 87.3 77.3 67.3 57.3
0.44 107.1 97.1 87.1 77.1 67.1 57.1
0.45 106.9 96.9 86.9 76.9 66.9 56.9
0.46 106.7 96.7 86.7 76.7 66.7 56.7
0.47 106.6 96.6 86.6 76.6 66.6 56.6
0.48 106.4 96.4 86.4 76.4 66.4 56.4
0.49 106.2 96.2 86.2 76.2 66.2 56.2
0.5 106 96 86 76 66 56
0.51 105.8 95.8 85.8 75.8 65.8 55.8
0.52 105.7 95.7 85.7 75.7 65.7 55.7
0.53 105.5 95.5 85.5 75.5 65.5 55.5
0.54 105.4 95.4 85.4 75.4 65.4 55.4
0.55 105.2 95.2 85.2 75.2 65.2 55.2
0.56 105 95 85 75 65 55
0.57 104.9 94.9 84.9 74.9 64.9 54.9
0.58 104.7 94.7 84.7 74.7 64.7 54.7
0.59 104.6 94.6 84.6 74.6 64.6 54.6
0.6 104.4 94.4 84.4 74.4 64.4 54.4
0.61 104.3 94.3 84.3 74.3 64.3 54.3
0.62 104.2 94.2 84.2 74.2 64.2 54.2
0.63 104 94 84 74 64 54
0.64 103.9 93.9 83.9 73.9 63.9 53.9
0.65 103.7 93.7 83.7 73.7 63.7 53.7
0.66 103.6 93.6 83.6 73.6 63.6 53.6
0.67 103.5 93.5 83.5 73.5 63.5 53.5
0.68 103.3 93.3 83.3 73.3 63.3 53.3
0.69 103.2 93.2 83.2 73.2 63.2 53.2
0.7 103.1 93.1 83.1 73.1 63.1 53.1
0.71 103 93 83 73 63 53
0.72 102.9 92.9 82.9 72.9 62.9 52.9
0.73 102.7 92.7 82.7 72.7 62.7 52.7
0.74 102.6 92.6 82.6 72.6 62.6 52.6
0.75 102.5 92.5 82.5 72.5 62.5 52.5
0.76 102.4 92.4 82.4 72.4 62.4 52.4
0.77 102.3 92.3 82.3 72.3 62.3 52.3
0.78 102.2 92.2 82.2 72.2 62.2 52.2
0.79 102 92 82 72 62 52
0.8 101.9 91.9 81.9 71.9 61.9 51.9
0.81 101.8 91.8 81.8 71.8 61.8 51.8
0.82 101.7 91.7 81.7 71.7 61.7 51.7
0.83 101.6 91.6 81.6 71.6 61.6 51.6
0.84 101.5 91.5 81.5 71.5 61.5 51.5
0.85 101.4 91.4 81.4 71.4 61.4 51.4
0.86 101.3 91.3 81.3 71.3 61.3 51.3
0.80 101.2 91.2 81.2 71.2 61.2 51.2
0.88 101.1 91.1 81.1 71.1 61.1 51.1
0.89 101 91 81 71 61 51
0.90 100.9 90.9 80.9 70.9 60.9 50.9
0.91 100.8 90.8 80.8 70.8 60.8 50.8
0.92 100.7 90.7 80.7 70.7 60.7 50.7
0.93 100.6 90.6 80.6 70.6 60.6 50.6
0.94 100.5 90.5 80.5 70.5 60.5 50.5
0.95 100.4 90.4 80.4 70.4 60.4 50.4
0.96 100.4 90.4 80.4 70.4 60.4 50.4
0.97 100.3 90.3 80.3 70.3 60.3 50.3
0.98 100.2 90.2 80.2 70.2 60.2 50.2
0.99 100.1 90.1 80.1 70.1 60.1 50.1
1.00 100 90 80 70 60 50

お部屋の防音 理論編

お部屋で大きな音を出しても隣の人に迷惑をかけないような構造だったら
ゆったり快適に過ごせますよね。
そのためには特殊な構造にする必要があります。
いわゆる防音構造です。
こちらの音がとなりに聞こえないということは向こうの音も聞こえないと言うことです。

防音するためには、大きくふたつの方法があります。

上記ふたつの方法の効果を増すためには吸音が必要です。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあります。

防音方法\特長 メリット デメリット 
1.既存の壁・天井・床を防音構造にする。  お部屋が極端に小さくならない 50dB以上の減衰を得ることは難しい。お部屋の構造によっては工事が大変な場合がある。
2.お部屋の中にもうひとつの防音室を作る。 50dB以上の高度な防音が可能 お部屋が高さを含めて小さくなる。お部屋の構造によってはできない場合がある。

既存の壁・天井・床を防音構造にする

既存の壁・天井・床を防音構造にするためには下地が必要です。下地が充分でしたら防音・遮音材を何重にも張ることによって壁・天井・床については、所定の防音性能を得ることができます。
入り口や窓・換気口・クーラーの貫通孔・電気のコンセント等々の開口部等も遮音する必要があります
これらの開口部を含めて全体を遮音しなければならず細やかな遮音しなければ40dB程度が限度です。
また、固体伝導音は遮音しにくい構造です。低音域を遮音するのはこの方法では困難です。

壁の防音

壁の防音には壁に適切な壁材を張ることによって達成します。防音のためには「重いもの」「共振しないもの」「隙間がないもの」が適切です。汎用の壁材の中で安価で適切な材料は石膏ボードと遮音シートです。

床の防音

下階への防音・遮音

壁と同じように防音する必要がありますが、床には特殊な事情があります。それは床を直接踏んだり落としたりしたして床自体が音源となることです。音源が直接防音材や下地に接触していると固体伝導音として伝わります。ひとつの材料として固体伝導音を遮断することは不可能なので材料として縁切りにしなければなりません。その材として特に開発されたのが遮音フロアーです。遮音フロアーは裏にフェルト貼り表面材の裏に小さな切れ目を入れて固体伝導音を伝わりにくくしています。
防音する部屋が1階の場合には遮音フロアーを張る必要がありません。安価な石膏ボード・構造用合板の二重貼り以上を施しています。

下階からの防音・遮音

下階からの音を防音遮音するためには遮音フロアーは無力に近いです。下階からの音を遮音するためには壁の防音と同じように重くて隙間がなく共振しないような部材を使うことが必要です。
既存床+石膏ボード+遮音シート+合板+床材を使っています。

天井の防音

天井の防音は壁の防音床の防音とその剛性(力を加えたときに生じるたわみのできやすさ)が全く違うためその対策が大きく異なります。剛性が小さいため 音の振動に共振するのです。共振すると何重にも防音材を張っても効果はありません。共振しないような構造が必要で天井の場合は上階の床と共振することがネックになるので共振しないように縁切りが必要です。例えば防音天井のような方法が良いと思います。

開口部の防音

20dBから30dB以上の防音をするためには開口部の防音が必要です。

窓の防音

窓の防音は窓自体を遮音性能がよいものと交換する方法と二重にする方法があります。性能の良いものに交換する方法は、外部周りをさわり大変ですので窓をもうひとつ作る方が廉価で防水上も安全です。

出入り口の防音

出入り口の防音も窓同様性能の良いものと交換する方法と二重にする方法があります。出入り口を二重にする方法は設置場所等が必要ですので通常は防音性能がよいものをに交換する方法がとられることが多いです。

換気口の防音

防音構造にすると自然な換気はほとんど不可能になります。能動的な換気が必要でもちろん換気口も防音する必要があります。換気口に防音するには換気チャンバーで行うのが普通です。吸気口・排気口を適宜分散して取付換気扇が必要です。防音換気チャンバーの作り方

電気コンセント等の防音

40dB以上の防音をするためには電気コンセントのような小さな開口部についても防音する必要があります。通常の電気コンセントには遮音性能はありません。
コンセントの防音

お部屋の中にもうひとつ防音室を作る

お部屋の中に組み立て式の防音室を作る方法です。軽くできているものが多く建物に負担をかけないようになっています。換気装置もあって快適なように製作されています。お部屋の中にもうひとつ防音室を作りますのでお部屋がひとまわり高さを含めて小さくなります。

防音室の作り方

防音室の作り方は千差万別です。いろんな方法で作れますが、安価で理論的な裏付けのある下記の方法で自作致します。

防音床の作り方

  1. 既存床が音に共振するような軟弱なものの場合は補強するか、鉄筋コンクリート製のスラブの上に乗っている木組みの場合は撤去する。
  2. 補強か撤去する必要がない場合はそのまま防音室の床組をします。
  3. 床に全面壁に立ち上がるほど防音シートを敷き詰めます。
  4. 防振ゴムを敷きアジャスタ機能のある束立てをします。
  5. 床組は100x25@300程度
  6. 床組の間に吸音材を入れます。吸音材は32K程度のガラスウール
  7. 床組の上に4mm合板+遮音シート2枚貼り+合板

防音壁の作り方

  1. 既存壁に防音シートを貼ります。
  2. 防音床の上に100x25@450を建てる
  3. 柱の間に吸音材を入れます。吸音材は32K程度のガラスウール
  4. 柱に4mm合板+遮音シート2枚貼り+石膏ボード1枚貼り
  5. 吸音材32K程度のガラスウール

防音天井の作り方

  1. 既存天井に防音シートを貼ります。(出来上がった天井に敷き込んでも構いません。)
  2. 天井下地100x25@450 (既存天井や梁からは吊り下げてはいけない。)
  3. 4mm合板+遮音シート2枚貼り+石膏ボード1枚貼り
  4. 吸音材32K程度のガラスウール

吸音について

吸音は効果的な方法です。

防音室内の使用

防音室内の壁・天井に吸音材を張ることは効果があります。吸音率が低いお部屋の吸音率を上げると確実に静かになります。しかし吸音率が充分に高いお部屋になると吸音材の効果はあまり期待できません。何もないお部屋は吸音率が低く家具やベッドなどをおくと吸音率は高くなります。詳しくは防音 計算編をご覧下さい

防音室を既存壁との間に使用

防音室から出てくる音と既存壁の間で相互に反射して共鳴する現象を防ぐために吸音材の利用すると相当な効果があります。共鳴透過についての説明と実験

防音の実験室について

小社では、上の理論を確かめるために小さな実験室を作ってみました。畳1畳敷きしかありませんが防音遮音についての効果を検証するには充分だと考えています。実際の防音室はこれより大きいので部屋が大きいだけ吸音率が大きく下記の減衰より大きな値になります。(安全側誤差)

防音室はいろんな方法で作れますが
安価な材料で
簡単に手に入るものを
用いて作ります。

はじめはこのお部屋で実験します。
防音シートを敷き床パネルを置きます。
遮音シートと防音室の床の間には吸音ボードを敷くと効果があります。
遮音シートを張ります。
壁パネルを取り付ける
天井パネルを取付遮音シートを張る
石膏ボードを床・壁・天井に張ります。
ドア枠を取付 ドアを取り付ける。

防音室の実験室について、音の減衰について測定しました。

測定 1.

○防音室内に
業務用掃除機を置きます。

測定値87dB

○吸音材を防音室の中に置くと

測定値83dB

○実験室外

扉付近測定値63dB

扉と反対側付近58dB

○階下

階下での測定暗騒音と同じ30dB

※考察
作った防音室は、0.7平方メートル 天井高1.8mしかないので相当反響音が大きいようです。
実際に作る防音室は6畳程度を目指していますので同じ騒音源でも80dB程度になると考えられます。

吸音材を置くと相当低減が見られます。

扉の遮音効果は20dB
壁の遮音効果は25dB
壁の数値は扉からのものがあるので
実際の数値ではない

階下での測定はできていません。
別の測定では
設置室と階下の減衰は45dB程度です

測定 2.

測定 1.で使った防音室の木製扉に遮音シート+合板12mmを張って
周りに戸当たりを付ける
再度測定します。


防音室内に
スポンジの上にディスクグラインダーを置く

○防音室内測定値90dB

○実験室外

扉付近測定値65dB

扉と反対側付近60dB

○階下

階下での測定暗騒音と同じ30dB


考察
ディスクグラインダーを
防音室床に直に置くと
防音室全体が揺れて
階下でも42dBとなってしまった。

測定 3.

防音室の実験室を移設しました。
移設先は鉄筋コンクリート造で
相当防音性はあるのですが
もっと確保するために
防音室を
作ってみようと思い
先駆けて
防音室の実験室を
持ってきました。

●共鳴透過を防ぐために吸音材の利用についての実験
音の性質として太鼓の両側の皮のように防音壁が相対して隣接している場合
音が防音壁の間を相互に反射して共鳴する性質があります。

共鳴すると音は大きくなります。
太鼓やギターなどのような楽器はこの性質を利用しています。

これを防ぐには相対している防音壁の間に吸音材を入れる方法です。

実験室とお部屋の壁について共鳴透過を検証してみました。

実験室をお部屋の壁を20cm程度離して設置します。

吸音材を入れずに測定すると70dB
吸音材を入れて測定すると55dB



測定 4.

扉の周りの隙間をできる限り少なくするためドア周りにも隙間を防ぐものを付けました。
また引き寄せ機能のあるグレモンハンドルに交換しました。

扉の前での測定 60dB

●まとめ


今回作った防音室は防音室単体で
30dBの減衰
です。

防音室と既存お部屋の吸音処理によって
35dB程度
の減衰を得られる見込みです。


ただし
防音室に
直接音源が
触れないのが条件です。

ギターやフルートなどのような手持ち楽器限定です。

ドラムやベース・キーボードなどは
固体伝導音が
遮断できるような
設備が別途必要です。